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  ||  スタンフォード日米国際イノベーションキャンプ参加者募集 || 
 

スタンフォード日米国際イノベーションキャンプは、理系の大学生にスタンフォード大学での3週間の研究機会を提供するプログラムです。iFEST (International Foundation for Entrepreneurship, Science and Technology)が企画し、スタンフォード大学とJUNBA(Japanese University in the Bay Area)が後援しています。九州大学はJUNBAのメンバーです。

申し込みの期限は4月30日です。日本全国の大学から応募者がある予定ですので、早めに応募ください。

参加資格

2009年9月時点で学部または修士1年次に在籍し、物理、化学、生物、工学(電気、力学、材料など)、コンピュータープログラミング、ロボット、情報科学、のいずれかの分野での知識と能力を持つこと。英語は自由に操れることが好ましい。出来れば学部や大学院での研究経験やその他のプロジェクトの経験を持ち、チームでの仕事が出来、現実の問題を解決することに関心を持っている学生。
(経験を応募用紙に記入すること。)

参加人数

日米同数の学生をそれぞれ10~12人ずつ。(全20~24人)

プロジェクトのタイプ

現在、スタンフォード大学の以下の4研究室が選定されている。参加者はそれぞれの研究室の教授の管轄に入り、博士課程やポストドクから直接の指導を受け、別に定めるメンターからも指導を受ける。日本人学生数名、米国人学生数名を1チームとし、それぞれの研究室に配置される。

(1) スタンフォード大学工学部応用力学科 Mark Cutkosky教授
Shape Deposition Manufacturing Laboratory
プロトタイプを迅速に作る技術を用いて構造体を造り、電気部品をその中に埋め込む。異なるポリマーを使った構造体の作成などの実験を行う。

(2) スタンフォード大学工学部化学科 Zhenan Bao教授
Zhenan Bao Research Laboratory
半導体の分野では線幅を細くすることがこれまで行われてきたが、限界が近い。それを逆にナノ粒子から作り上げてゆくBottom-up方式を学ぶ。その材料としてブロックポリマーを用い、自己凝集プロセスを研究する。その観察にはSEMやAFMを用いるが、その使い方を習得する。

(3) スタンフォード大学工学部応用力学科 Juan Santiago教授
Microfluidics Laboratory
研究に使うためのミクロな量の流体を扱う技術、Minifluidics, を取り扱う。生物研究用にそのデバイスのデザインと作成を試みてもらう。このデバイスの原理やこれに使う記憶保持金属の特性を学ぶ。二つのグループを作り、第1のグループは10mmのデバイスから3mmのデバイスを設計して作り、第2のグループは新規のバルブの設計を試みる。

(4) スタンフォード大学工学部電気工学科 Roger Howe教授
The Center on Interfacial Engineering in Micro Mechanical Systems (CIEMS)
このセンターは物質の表面のミクロ/ナノ構造解析や表面の活性を高める方法を研究している。学生たちはここにあるNanofabrication Facilityを使ってエレクトロメカニカルな構造を作る試みを行い表面や界面の現象を学ぶ。また、バイオメディカルへの応用についても検討する。

プロジェクトの詳細(英文)

日程、費用および場所

日程は9月1日から22日までの3週間。
往復の旅費のみが個人負担でその他の費用はすべて企画者側が用意する。
場所は基本的にはスタンフォード大学内であるが、シリコンバレー内での企業訪問なども計画される予定である。

日本人は米国入国ビザは免除されていますが、ESTA(エスタ)に申請してください。
詳しくはこちら→ http://www.mofa.go.jp/MOFAJ/toko/passport/us_esta.html

日本以外の国籍の方はビザの取得が必要となる場合があります。
詳しくはこちら→ http://japan.usembassy.gov/e/tvisa-main.html

申請期限・申請書

平成21年4月30日

申請書ダウンロード

問合せ先

申請希望者は、九州大学カリフォルニアオフィス所長・松尾正人先生にメールにて連絡すること。

E-mail: matsuo@mymatsuo.com