SVEP報告書2017

 

 

2017年度シリコンバレー英語研修プログラム
Silicon Valley English Program(SVEP)実施報告

SVEP2017報告会
日時:平成29年10月11日(水) 18:30-19:35
場所:伊都キャンパス センター1号館3階 1302教室
参加方法:予約は不要です。
※報告会詳細はこちら

SVEP2017概要

2017年8月21日(月)から9月22日(金)までの5週間にわたり、SVEP(Silicon Valley English Program)が実施されました。本プログラムは九州大学国際交流推進室とカリフォルニアオフィスが連携して実施しており、多様な学年及び学部・学府の学生合計27名が参加しました。
SVEP2017では、本プログラムの主旨である「国際的な人材になるためには英語だけができればよいというものではない」という考えのもと、イノベーションとグローバリゼーションを身に着けることを目的に、1.英語授業2.特別講義3.フィールップ4.サンノゼ州立大学授業参観5.Zero to Oneプロジェクトでプログラムを構成、実施しました。また、ホームステイやConversation Partner制度により、現地の文化に触れる機会を多く設けました。
5週間のプログラムを終えた学生たちにとって、将来について真剣に考える契機となりました。

1.英語授業(8月22日~9月15日の合計4週間)

サンノゼ州立大学の英語教育機関であるIGatewaysにおいて実施されました。内容は、以下のとおりです。

(1)Effective Presentations
          プレゼンテーションに必要なスキルを学ぶ。
(2)Accent Training
       ネイティブの発音を習得する。
(3)Critical Thinking and Survey Skills
          科学的根拠・証拠から調査を行うスキルを学ぶ。
(4)Elective Choice
          – Hot Topics/ English through TED Talks / Business English
          IGatewaysの他国からの留学生とともに各クラスを受講する。

最終週には、Final Presentationを行い、上記授業の成果を生かし、独自でテーマを設定し、英語でプレゼンテーションを行いました。

Conversation Partner

他国の留学生と

Final Presentation

2.特別講義

4名の講師から、イノベーションの概説、Sillicon Valleyの歴史やものの考え方、等についてレクチャーを受け、自立心、起業、ベンチャーキャピタル、海外で働くことなどについて考える機会を得ました。

第1回:松尾正人氏(Kyushu University CA Office, Inc. 代表)
第2回:Anis Uzzaman氏(General Partner & CEO at Fenox Venture Capital)
第3回:Hiro Nagata 氏(Innovation Development Section, TRIAL Holdings, Inc)
第4回:遠藤吉紀氏(Beans International Corporation 社長)

Anis Uzzaman氏

遠藤吉紀氏

3.フィールドトリップ

毎週金曜日にSilicon Valleyの有名企業、ベンチャー企業、および大学等への訪問を行い、Silicon Valleyの最新動向、技術などについて、最前線で携わっている方々にお話を伺うなど、学生にとっては刺激のある経験となりました。

【訪問先】
8月25日 SAP, Google*, Plug&Play
9月 1日 LinkedIn, Stanford University
9月 8日 Airbnb, Udemy, Scrum Venture
*Campus見学のみ

※オプションツアー
9月 5日 Intuitive Surgical
9月 6日 Fujifilm Innovation Hub
9月11日 Santa Clara Hall of Justice(裁判所)

Stanford University

LinkedIn

Airbnb

Fujifilm Innovation Lab

Intuitive Surgical

4.サンノゼ州立大学授業参観

サンノゼ州立学での実施されている授業を見学しました。通常、サンノゼ州立大学の学生のみが受講できるようになっているので、貴重な体験となりました。

5.Zero to Oneプロジェクト

日本人があまり経験してこなかった、まったく何もないところから何かビジネスを作り出すという経験をしました。まず初めはWiL社の皆さんによるDesign Thinkingのワークショップを受け、新たな思考プロセスを学びました。その後、5チームに分かれ、3日間かけ何もないところからアイデアを出し合って何か困ったことを考え出し、その解決策として製品をつくり、プレゼンテーションを行いました。外部から評価者を招き、評価者および学生達がコインを投資し、一番高額な投資額を集めたチームが優勝となりました。

優勝チーム「Grass Earth」社

寝た姿勢で快適に本を読む課題を解決する製品を発表しました。

6.参加学生による事後アンケート

【研修前後の変化】

  • 人前で英語を話すことに慣れて来たし、自分から何かをやろうと行動力もついたと思う。
  • グローバルな人材になりたいと強く思うようになった。今回の研修を通して、将来についてもある程度の方向性を決めることができた。
  • 自分の視野を広げることですが、後で広がったと思います。日本とアメリカの違うところ、同じところ、いい所、悪い所を知れたのは日本を相対化するためにとても役立ちました。最後に、デザイン思考のワークショップで尊敬する人の本を読み漁って、自分にコピーする(?)という考えにすごく感動しました。それを聞いて意識が変化して、今はその人の本を読み漁ってます。いい話が聞けてよかったです。
  • 世界の広さを実感したし、視野が広がった。
  • 日本国内だけではなくて、海外のこと、文化や話題などに興味を持つようになったことが研修前後での変化だと思う。
  • 初めての外国訪問で、全てが新鮮でカルチャーショックの連続であった。それを受け入れることができるようになったことと、日本を外から客観的に見れる思考力を身に付けることができた。
  • はじめは英語を少しでも話せるようになりたいと考えていたが、このプログラムを通して自分の将来について考えることができた。行く前の大学生活を送っている時、授業は単位のためだったり将来役に立つだろうと受けていた。しかし、本当の学びは自分の好奇心に従って自分でつかんでいかなければいけないと強く感じた。そして、やはり自分のアイディアを生かして事業を進めていきたいなと思った。企業に入っても本当に自分のしたいことができるのかと不安をずっと抱えていたが、起業も視野に入れて将来についてこれからも考えていこうと思う。また、シリコンバレーに来たい。
  • 今までは海外で環境問題をやりたいという漠然とした夢を持っていたが、いろんな働き方や活動の広げ方を目の当たりにし、具体的な道筋を立てて行くのに非常にいい経験となった。
  • 行動力は間違いなくついたと思う。また私は最初留学さえしたくないとおもっていたが、今回の機会を経て留学やまた起業にも少なからずの興味をもった。その心境の変化に自分としても満足している。
  • 自分が技術を持っていなくても何か大きなことを始めたいと思ったらすぐに始めてもいいんだと思えるようになった。自分が技術を持っているかどうかは大した問題ではないのではと感じた。今、時間があるときにこそ海外を多く訪れておきたいと強く感じた。また、海外で学位を取得するのも自分の中での選択肢に含まれた。
  • 企業訪問での講義も今後の将来に向けて高い意識を持とうと思うようになった。
  • いろんな人の働き方、企業の仕方、またはそのサポートの仕方などが学べて、非常に刺激的な経験になった。
  • フィールドトリップはシリコンバレーの起業家と投資家の関係やマーケティングや事業拡大など本当に視野が広がった。どの分野の人でも経済は必須だなと思った。
  • さらにアメリカに行きたいと思った。実際に経験してみないと分からないと思った。
  • 自ら進んでなにかを創造したり機会を掴みに行く力がこの研修でついたと思う。

【英語・異文化】

  • 人前で喋ることに対して自信を持てるようになりました。
  • より異文化について知りたいと思ったが、そのために英語をもっと使えるようになりたいと思った。
  • 英語へのモチベーションが大いに向上した。英語を話すことへの抵抗が薄れた。
  • 英語の授業は毎回たくさんの学びがあった。また、自分の意見を英語でこんなにも言ったことがなかったので良い経験ができたと思う。
  • 英語で話すことに少し自信が持てるようになった気がする。 英語で積極的に話すことは7割程度達成できたと思う。 異文化を知ることもおおむね達成できたと思う。
  • 異文化との交流はいい刺激になった。
  • 授業は先生が一人ひとりを丁寧に指導してくださって、日本で受ける同じ長さの時間の英語の講義よりもはるかに多くのことを学べたように思う。

【その他(ホームステイ、フィールドトリップ等)】

  • ホストファミリーがすごく優しくて、充実した生活を送ることができた。フィールドトリップもためになる話ばかりで楽しかった。
  • フィールドトリップでは、スタートアップという今まで自分が知らなかった将来の選択肢に触れることができたことがよかった。
  • 全体的に私達の英語力向上や意識の向上の手助けとなったプログラムだと思う。
  • 授業はわかりやすい英語で楽しかった。フィールドトリップは有名企業などに訪問できて非常にいい経験になった。
  • ホームステイをすることで現地の生活を実感として得ることができた。
  • 期待以上に多くの事を学べ、何より自分の夢に自信が持てたことが良かった。
  • 将来のキャリア形成に関しては大いに達成できた。


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