SVEP報告書2011年


2011年度SVEP(シリコンバレー英語研修)実施報告
《全ての学部、大学院を対象にしたProgramです》

2011年8月22日から9月16日の4週間、九州大学CAオフィスが全面的にバックアップして実施したSilicon Valley English Study Program (SVEP) が終了しました。今回で5回目となるこのプログラムは、シリコンバレーの中心に位置し、かつ本学の協定校でもあるサンノゼ州立大学のアメリカ英語研究所(SAL)においておこなわれ、40名の参加がありました。学部生36人、大学院生4人の構成で、工学(学部8、院生2)、医学(8)、経済(5)、法学(4)文学(4)、薬学(2)、理学(学部2、院生1)、芸工(院生1)、21世紀プログラム(1)、教育(1)からの参加があり、これはほぼ全ての学部からの参加があったことになります。(農学部と生物資源環境化学府の学生にはALEPという別のプログラムが同時期に組まれ16名が参加しました。)

SVEPは九州大学の全ての学部と大学院の学生のために特別にアレンジされたもので、それぞれの英語レベルに応じ、4つのクラスに分かれます。学校での授業とホームステイでどっぷりと英語に浸かり、英語の壁を取り払うとともに、アメリカの学生、様々な国からの留学生と交流の機会も持つことで、視野を拡げ、国際的な感覚も養成することができました。 

授業期間:
  8月22日(月)〜9月16日(金)<4週間>

参加者: 計40名(学部・大学院および英語力を問わず)
40名中(1年生4名/2年生19名/3年生9名/4年生3名/大学院生5人)
文学部/教育学部/法学部/経済学部/理学部/医学部/薬学部/工学部/芸術工学部/21世紀プログラム

研修校: サンノゼ州立大学アメリカ英語研究所(SAL: Studies in American Language)
http://www.sal.sjsu.edu/

参加費用: SAL授業料:$1,550(教材、学生証、市内無料通学券などを含む)
ホームステイ代: *2食(朝・夕)付き
(1ホストに1名配置の場合)$1,400(1泊$50×27泊)
(1ホストに2名配置の場合)$1,344(1泊$48×27泊)
航空運賃:159,945円(航空券、燃料サーチャージ、その他諸経費を含む)
航空券費用に含まれるもの
・往復エコノミークラス航空運賃及び手荷物運搬料金(1人当り20kg)、危機管理対策費用、説明会費用
・日本国内の空港施設使用料(福岡空港:945円)
・現地出入国や経由地での空港諸税の内、航空券発券時に徴収される諸税・航空保険料(約6,200円)
・燃油サーチャージ(2011年4月現在:18,000円)
航空券費用に含まれないもの
・自由行動中の食事代、自宅と空港間の交通費など  
・渡航手続き諸費用(学生ビザ発行申請費用・手数料、パスポート印紙代等)
・海外旅行保険料(coopあんしんサポート24:12,000円)


※今年のSVEP参加者には(独)日本学生支援機構から8万円の奨学金(留学生交流支援制度、ショートビジット)が支給されました。

(参考HP http://www.jasso.go.jp/scholarship/sssv.html
※九州大学CAオフィスではこのプログラムを実施するにあたり事前に多くの準備とアレンジを行い、実施期間中も多くのサポートを行っていますが、これらの費用については参加学生への経済的負担を一切かけずに行っています。また、フィールドトリップの移動バスは、北米同窓会基金の資金的援助により手配しており、参加学生の経済的負担を極力減らす工夫を行っています。

SALでの授業・課外活動

(1)授業
SALでの授業は、SVEP用に特別にアレンジしたもので、「Speaking and Listening」、「Accent Training」、「Effective Presentations」、「Campus and Community Events」の4つのクラスで構成されました。さらに、SVEP参加者40名とALEP(Agri-Bio Leaders English Program)の参加者16名の合計56名がレベル毎に4つのクラスに分かれたクラスで受講しました。

SALの教師陣は英語教授法もしくは関連分野を専門とし、3年以上の教授経験をもったプロフェッショナルで構成されています。参加学生の多くも、講師が丁寧で、興味を引く授業内容が多く、積極的な受講ができたと評価していました。いくつかの授業で改善の必要が感じられたものもありましたが、CAオフィスが、その都度、講師にフィードバックし、授業の進め方がより効果的なものになるよう調整を加えていきました。また15人程度の少人数クラスのため、一人ひとりの理解度をケアしながら、発言するチャンスも多く、日本での授業と異なり、より参加型の授業となることを目指しました。

(2)Fluency Practice
授業とは別に週4日、午前中に英会話でより流暢に話すための練習の時間も設けました。この「Fluency Practice」は、参加者が5,6人の少人数グループに分かれ、キャンパス内の図書館や学生ホールなどで行われました。この時間では主にサンノゼ州立大学の修士学生や講師が各グループリーダーとなり、自由なトピックについて全て英語で話すというものです。ボーリング場や、キャンパス内のカフェなどで実施する事もあり、開放的なリラックスした雰囲気の中で、英会話の練習を行いました。

(3)Welcome Party, Farewell Party
授業開始日及び授業終了日には、SAL主催の歓送パーティーが行われました。初日に行われたWelcome Partyでは、初め参加者は緊張した雰囲気でしたが、徐々に笑い声が聞こえるようになり、お互いをよく知る機会となりました。最終日のFarewell Partyでは、SAL講師陣、Conversation Clubのリーダーなど4週間プログラムで出会った人と一緒に歓談し、別れを惜しみながらの楽しいランチとなりました。

(4)各種の講義
英語の授業の間には、サンノゼ州立大学Mark d’ Alarco教授による糖尿病と癌に関する講義(英語)、サンノゼ州立大学Wesley教授による敗血症についての講義(英語)、スタンフォード大学池野講師による講義、California州Department of Public HealthのKumagai部門長による講義、九州大学農学研究院の岡本教授によるT型人間についての講義(英語)、CAオフィス松尾所長による「日本はどんな国か−自分の中に国際的座標軸を作ろう」という講義も実施されました。これらの授業により、参加者は今回のプログラムに参加する意義、日米の比較、米国の動向などについて文化的要素や国際人としての教養に至るまで、日本ではなかなか受講できない多彩なレクチャーを受けることができました。

(5)Final Presentation
第4週目の最終週には参加者全員がアメリカに来て感じたことや自分の研究分野などから自由にテーマを選び、5分程度の英語によるプレゼンテーションを行いました。ほとんどすべての参加者が英語でプレゼンをすること自体初めての経験でしたが、様々な角度からアメリカで気が付いたことや興味深いと思ったテーマを取り上げ、英文原稿を読まずに堂々とプレゼンを行い、研修の成果を十分に発揮することができたようです。

(6)イベント
SALでは、授業以外に様々なイベントを企画しており、他の国から来ている留学生とサッカー、バスケット、ボーリングなどのスポーツを楽しんだり、ミュージックコンサートを鑑賞したりすることもできました。また、参加者同士で様々な企画を考え、アメリカでの生活をフルにエンジョイしていました。

フィールドトリップ

 CAオフィスが支援して実施する英語研修では、英語能力を高めるという目的の他に、ビジネスや技術などでイノベーションが次々と起こっているシリコンバレーという地域特有のものの考え方や文化に触れてもらい、視野や価値観を広げてもらうことも本研修の目的としています。

プログラム期間中には毎週金曜日、計4回のフィールドトリップを実施し、サンノゼ近隣の企業や大学、研究所を訪問しました。移動用のバスは、北米同窓会基金の援助により手配しており、参加学生の経済的負担を極力減らす工夫を行っています。

SVEP2011のフィールドトリップ訪問先は以下のとおりです。

2011年8月26日(金)
★San Jose Down Town、Intel Museum、
Apple本社Store訪問
2011年9月2日(金)
★Plug and Play Tech Center訪問
http://www.plugandplaytechcenter.com/
・会社説明、社内見学、質疑応答
★Stanford University 訪問 
http://www.stanford.edu/
・池野文昭講師による講義・質疑応答、キャンパス散策
2011年9月9日(金)
★Yahoo 本社訪問 
http://www.yahoo.com/
・エンジニアからの会社説明と社内見学、質疑応答
★半導体メーカー Novellus Systems. Inc.訪問   
http://www.novellus.com/
・エンジニアからの会社説明と社内見学、質疑応答
2011年9月16日(金)
★Oracle本社訪問 
http://www.oracle.com/index.html
・会社説明、社内見学、質疑応答

現地での生活について

  1. サンノゼ市内と空港までの往復の送迎について
    カリフォルニアオフィスが送迎用の大型バスを手配し、職員が同行の上空港とサンノゼ市内を送迎します。(バス代金は同窓会基金から支出)今年はサンノゼへの到着日が夕刻過ぎになったため、サンノゼ市内のホテルで一泊し、翌朝、ホストファミリーがホテルまで迎えに来てくれて各ホームステイ先へと移動しました。
  2. ホームステイについて
    サンノゼ市内のホストファミリーに各戸に2名ないしは1名でホームステイを行いました。 ホームステイ中の食事は、朝と夕の2食が提供されました。ホームステイでは、朝起きてから寝るまでの終日英語による生活に触れられるため、日常会話の上達に役に立つ上、アメリカの文化や習慣を肌で感じてもらうことできるため参加者には英語の学習だけでなく異文化理解の上でも貴重な経験になったようです。ホストファミリーとの初めの対面時には、参加学生は皆さん緊張した様子でしたが、フレンドリーなアメリカの雰囲気の中で滞在日数を重ねて行くにつれホストファミリーとの絆も深まり、日本への帰国日には多くの参加者がホストファミリーとの別れを惜しむシーンが見られました。

    参加者の中には、ホストファミリーと性格が合わない等の理由でホストファミリーを変えることも一組ありました。しかし、いつでもCAオフィスが相談にのれる状況を作っており、随時調整を行うように努めたため、安心して4週間の滞在を楽しむことができたようです。

    (※現地のホームステイ斡旋業者と契約を結んでホストファミリーを集めています。何らかの正当な理由があればホストファミリーを最低一度は無償で変えることができる契約を結んでおり、CAオフィスがホストファミリーとの間に立っていつでも心配事に対応できるようにしています。また、これまでのホストファミリーのリストをもとに、不評だったホストは今後決して割り当てないようにしています。)

  3. ホームステイ先からのSALまでの通学およびサンノゼ市内の交通手段について
      参加者の一部はホストファミリーがSALまで送迎がありましたが、基本的にはバスやライトレール(路面電車)での通学を行いました。SALの学生は学生証とともにサンノゼ市内のバス、電車(ともにVTA (http://www.vta.org/)が運行)のフリー乗車券をもらいますので、サンノゼ市内を無料で移動できます。 
  4. サンノゼ州立大学キャンパス内施設の利用について
    研修開始後のオリエンテーションにて、サンノゼ州立大学の学生証が発行されます。その学生証により、キャンパス内の体育施設(ジム、ボーリング場、プールなど)が格安の学生料金で利用できます。また、サンノゼ州立大学の図書館(Martin Luther King’s Jr. Library )はサンノゼ市の図書館としても利用されており蔵書数150万冊以上を所有数大規模な図書館です。この図書館も学生証により貸出などのサービスも提供でき、多くの参加者が授業の空き時間等に利用していました。また、サンノゼ州立大学のキャンパス、SALの教室棟、図書館などでは無線でのインターネット接続が可能です。無線LAN機能のついたノートPCを持参すれば無線接続が可能で、多くの参加者も利用していました。SALの教室棟には自由に使うことができるパソコンルームもあり、休み時間や授業の前後など利用することができます。なお、クラスのホームワークやプレゼンの準備などホームステイ先でも自由に行うことができるよう、自分のPCを持っていれば持参することを推奨しています。
  5. 週末(土日)の過ごし方について
      多くのホストファミリーがサンフランシスコなどのサンノゼ周辺の観光スポットやハイキングなどのアウトドア活動へ連れ出したり、ホストファミリーの誕生日パーティーに参加したりと、ホームステイをしているファミリーとの交流を深めることができたようです。ホストファミリーが忙しい時などは、参加学生同士でバスなどの公共交通機関を利用し、積極的に観光に出かけたり、映画鑑賞や、現地学生と遊んだりと自由に楽しんでいました。
  6. ヨセミテ・オプショナルツアーについて
    ALEPのプログラムとは全く別に, 世界遺産の一つであるヨセミテ国立公園へのツアーもアレンジされました。ヨセミテ国立公園への見学希望者が毎年非常に多いため、授業がない土日の休みを利用して参加者個人の全くの自己責任と自己負担において参加するもので、CAオフィスは旅行会社との仲介のみを行いました。参加者は日本ではなかなか見る機会のない雄大な自然を体感することができたようです。

日程表

 

参加者による事後アンケート(一部抜粋)

評価ポイントによる質問項目より
*「平均値」は5〜1の5段階で評価したポイントの平均です。

質問項目 平均値

授業内容はどうでしたか?

4.5

5(非常に興味がもてた)→(つまらなかった)1

授業構成、プログラム構成はどうでしたか?

4.1

5(非常に良かった)→(悪かった)1

授業は理解できましたか?

4.6

5(理解できた)→(理解できなかった)1

宿題の量は?

3.6

5(多い)→ (少ない)1

授業時間数(週18時間)は?

3.5

5(多い)→ (少ない)1

教師の授業の進め方はどうでしたか?

4.5

5(非常にわかりやすい)→ (わかりにくい)1

教師は学生の理解度を考慮していましたか?

4.6

5(十分考慮されていた)→(考慮されていなかった)1

教師の授業に関する準備や工夫はどうでしたか?

4.5

5(非常によくできていた)→(不十分だった)1

テキストや資料は役に立ちましたか?

4.2

5(非常に役に立った)→(全く役に立たなかった)1

Fluency Practiceは英会話の上達に役立ちましたか?

3.6

5(非常に役に立った)→(全く役に立たなかった)1

研修の成果に満足していますか?

4.5

5(非常に満足している)→(全く期待はずれ)1

ホストファミリーの住居環境(治安、衛生)はどうでしたか?

4.6

5(非常に満足している)→(全く期待はずれ)1

ホストファミリーの待遇はどうでしたか?

4.5

5(非常に世話になった)→(全く気遣いなし)1

ホームステイで英会話能力が向上しましたか?

3.9

5(非常に向上した)→(ほとんど向上しなかった)1

ホームステイを楽しむことができましたか?

4.4

5(非常に楽しめた)→(全く楽しめなかった)1

SVEP研修について総合的に(授業・ホームステイ・フィールドトリップ)評価してください。

4.8

5(非常に良かった)→(よくなかった)1

4週間という期間は適当でしたか?(回答者32名)
適当だった(22名)/短かった(10名)/長かった(0名)

アンケートのコメント欄より(一部抜粋)
SVEP全般に関するコメント(自由記述)

  • 前は、大学院にいくか、就職するかの選択しか知りませんでした。他の道を考えたこともありませんでした。そういう意味で、今回アメリカで働く人、研究する人、学ぶ人に会えて人生には色々な選択肢があるということを知れました。また、それを身近に感じることができました。先日、iphone4sが発表されましたが、その発表会場である本社に行ったことがあるというだけで、関心や印象は大きくなりました。日本でずっと暮らしていた自分にとって海外との距離がとても変わったと思います。
  • 私は自分の学部の選択などに疑問を感じていて、このまま勉強して意味があるのか悩んでおり、勉強に身が入らないような状態が続いていました。今回の研修でいい意味で普通と違う生き方を選んだ方の話をたくさん伺う事ができ、なにも大学を出て社会に出て会社で働き続ける事だけが人生ではないということを痛感し、自分が少しでも興味を持てる事については知識を得て行く事の重要性のようなものを学びました。固定観念にとらわれずに自分の人生設計をしたいと強く思うようになりました。
  • My major is Electronic Engineering. So I could visit many companies related my major, like Novellus, Oracle, Yahoo and Plug and Play. In those companies, I was impressed. I saw working environment and listened how they work from engineer who was in Silicon Valley. They gave me some information about my major and some advice. I’m interested in Economic too. Few years after, I want to study economic too. So my goal is to be someone who knows technical engineering and economic skill both. However the problem is that I don’t know how can study both. By this program, one thing which I learned is that I need own skill. If I don’t have own skill, I can’t be major. I’m not sure my future and career, but I’ll try to study English and improve own skill steadily.
  • 将来に対する考え方の視野が広がったと思います。私は文系ですが、シリコンバレーの企業を訪問したり、さまざまな方々のお話を聞いたりして、今までの自分にはなかったたくさんのものを吸収できたと思います。スポンジのように吸収したものをただ放出するだけではなく、自分の中に蓄積して、よりよいものにしてから自分の強みとして放出していきたいです。
  • 以前に比べてだいぶ積極的になりました。また、自分で考えること、自分なりの意見をまとめ、持ち、ときとして主張することの大切さが身にしみて感じました。それにより以前より物事に関しての捉え方が変わってきました。
  • 今まで自分は理系文系とか、自分の専門分野とか、そういうことばかり気にしていて、それによって将来が決まると思っていたが、フィールドトリップ等を通して、自分は小さいことばかりを気にしていたのだと気付いた。自分の将来は自分がしたいように決定することが出来て、足りない部分は自分で積極的に勉強すればいいと知った。もっと英語を学びたいと思うようになった。特にSpeakingに関して全然自分の言いたいことが伝わらなかった時などもあり、悔しい思いもしたので強くそう思うようになった。
  • 自分は英語力向上以上にこの点を重要視していたが,非常に有効であったといえる.一つは自分をもう一度見つめ直せたということ,新しい環境を前にしたときに自分がどのように反応をし,対応するか,自分というものがまた少し理解できた気がする.また,自分というものが分かった上で今後進むべき将来が見えてきた.自分は就活が控えているというのもあり,この点でも非常に大きい研修だったといえる.
  • 日本人の働いているうえでの感覚が違うと感じた、オリジナルをつくることで起業しようとしている人が多くいることが分かったので、就職先の会社の業務の改善を考えつつも、自分にオリジナルなものをつくれないかと考えていこうと思った。それを実現するためにも自分のビジョンや信条を持って行動していく必要を感じた。
  • 将来に対する考え方です。枠がぐっと広がりました。私は医学部ですが、必ずしも一生を医師で過ごす人がすべてではないし、方法も考えれば一つではないということに気づかせていただきました。また、消えかけていた海外留学への情熱も再燃しました。やはり、英語という言語を使って様々な国の人と文化の違いや共通したところを話せることは本当に素晴らしいことだと気付いたからです。ただ、留学をこんごにどう生かすべきかという具体的な目的が分からないままなので考える必要はありそうですが・・・
  • 私にとって最も良い収穫になったことは、1ヶ月間海外で生活し英語を学んだことで英語を話すとはどういうことか、もっといえば英語を使うとはどういったものかということを身をもって体感できたことです。このことは将来海外に出て行きたいと思うようになった私にとって非常に重要な経験になったと思っています。1ヶ月だけではまだまだ学ぶべきことがたくさん残っていると思いますが、これから精進して是非将来海外で活躍できるような人材になりたいと思います。
  • 私が本プログラムに参加させていただいた原因の一つに、現在情報化、グローバル化によりそれまでの社会・経済が大きく変わりつつあることを感じ、そのイノベーションの最先端の地であるシリコンバレーでの経験を通じて私自身が目まぐるしく変化しつつある世界の中でどのように生きるべきなのか考えるきっかけとしたい、という点がありました。今回のプログラムを通して日々イノベーションが起きているシリコンバレーの空気を肌で感じることができるとともに、外から見た日本について考えることができ、日本の強みとは何か、その日本の強みをこの激動する世界の中でどのように生かせることができるのかを考えることができるようになりました。これからは否が応にも世界とつながらなければいけない時代が来ると思うので、世界中の人とネットワークを結び、交渉できるように国際的座標軸を明確化し、マイクロイノベーションを起こしたいと思いました。
  • 将来シリコンバレーで働いてみるのもいいなと思うようになった。転職という考えも自分の中にできた。また、松尾所長を見ていて人脈と自分のキャラクターは本当に大事だと意識するようになった。自分たちのホストは他の人と比べると、決していいとはいえなかったかもしれない。ただそういう逆境の中ですべて自分の経験になる、いいネタになると思いながら過ごすことができた。苦労していることをプラスに考えられるようになった。この点は以前と比べてだいぶ変わった点だと思う。ポジティブになれたし、よりオープンにもなれた。
  • 実のところ変わったと明言できる事はない。しかしSan Joseで英語を自由に操れるNot native speakerや日本語を懸命に学ぶSJSUの学生に出会った。また講義をしてくださった先生方や会社を案内してくださった方々は転職など多くの環境の変化を経験していらっしゃる。まず、出会った学生たちに恥じぬように、生活を変え、英語の学習を継続しようと思う。それと同時に新しい事に恐れず挑戦できる人物になりたい。
  • とにかく何事も考えるようになりました。アメリカではなにか問題を与えられると、いつも意見や質問を求められました。だから、人の話を聞きながら「自分だったら?」を考えるようになったと思います。あと、言いたい!と思ったことは、前に比べるとだいぶ他人にも伝えられるようになりました。それは、「人の意見歓迎!」というアメリカの雰囲気がそうさせたのだと思います。日本でも実践するのはアメリカより難しいと思うけど、自分のために頑張ろうと思うようになりました。いろいろな企業を見学して、働くということを今までよりリアルに考えるようになりました。
  • このプログラムで最も自分が変わったと思える点は視野が広がったことです。これまでの自分は日本でしか生活したことがなかったため、国外のニュースを見ても実感がなく、国内のニュースに比べると興味を持つことも少なかったというのが正直な感想でした。しかし、アメリカで生活すると、いろんな人種の方と出会い、世界中の企業の活躍を知ったためなのでしょうか、世界で起きていることすべてが身近に感じ、自分にとって全く無関係であるとは思えなくなっていました。また、アメリカではもちろん日本だけでなく、世界の企業の製品をいろんなところで目にすることができました。これらのことから、世界はつながっている、経済は世界で回っている、ということを実感しました。また、英語の対する意識も大きく変わりました。アメリカではアメリカ人はもちろん、外国人の方々も普通に英語をしゃべっているのを聞いて、英語が話せない自分を悔しく感じました。そこでは、英語を話せることが当たり前であり、英語が話せることが何か特別なスキルや能力ではなく、コミュニケーションツールとして不可欠であるということを改めて実感しました。また、自分のつたない英語でも色々な人種の方と話しているうちに、日常会話だけでなく、より深い話をして、もっとたくさんの人と深く関わりたいと思いました。このことが、私が夢を考える大きなきっかけとなると同時に、英語に対する学習意欲を大幅に向上させてくれました。
  • アメリカを訪ねたのは2回目だったので文化の違いから来る変化はあまりなかったです。でも自分の専攻と関係があるただ本で読んだりテレビで見て知っていたシリコンバレーを実際訪ねてどんな仕組みで動いているかをみて刺激になりました。また日本に住みながらだんだん自分の意見を言えない癖が出来ましたがアメリカでは自分の意見を自由に言える環境だったので自分のidentityについても考えさせてもらいました。
  • フィールドトリップやさまざまなレクチャーを聞いて、日本を(特に日本の会社を)客観的にみる機会となりました。それにより、日本とアメリカの会社の良い点と悪い点を比較でき、自分にはどちらが向いているのかや改善すべきところはないかをしっかり考えるきっかけができてよかったです。
  • 以前は自分の興味あること以外には極力触れないようにしていたが、それだと自分で可能性を潰しているだけでもったいないということに気付けた。会った人が少しくらい変わった人でも、以前より大して気にしなくなった。松尾所長の講義やPlug and Playへの訪問が特に自分に大きな影響を与えたと思います。そのお陰で、自分の視野が今までどれ程狭かったのかという事が分かりました。そして、看護以外の経済的な分野に興味を持ち、帰国後はその事についても勉強していきたいと思いました。
  • 自分は今までかなり閉鎖的な考えを持っていたが、今回のプログラムに参加してカルチャーショックを受けたことで、日本というものを外から客観的に眺めることができ、視野を広げることができたと思う。
  • 私は、自己啓発本などを通して、夢を持つ大切さを知ってはいて、漠然とした夢は持っていたつもりだった。このプログラムに参加しとことで得た最も大きな事は、志の高い友人を多く作ることが出来たと言うことだと思う。実際に、本当に大きな夢を持っていて、それを臆面もなく堂々と人前で言える人に実際に会うことが出来たことは、私の意識を変えた。私の夢は、就職活動の際にとってつけたような物で、こんなものは夢じゃないし、心の底まで届いていないと思った。その時に思い出したのは、「夢を本当に持つことが出来たら、その夢は半分実現したようなものだ」という言葉で、夢をしっかり持つことの大切さを改めて実感した。
  • この研修により自分の視野は間違いなく広がり、考え方も変わった。まず、フィールドとリップでは、自分の分野とは全く関係ない分野であったが、シリコンバレーとはどういうところなのか、日本とアメリカの企業の違い、半導体について、起業についてなど、全てが興味深かった。専門分野など関係なく、このような知識は日本の現状や将来を考える上で知る必要があることだと思った。次に、自分が最も変わったことは、外から日本を見て日本の現状を知って、日本の力になりたいと思うようになったことである。これから日本を引っ張って行く若者として期待されていることもわかったし、この研修を最大限に生かすために、自らが広い見識を持った人間になるよう努力したい。
  • フィールドトリップの研修先がシリコンバレーが多く、私の専攻と被っていたので、自分の将来の就職や夢についての考え方が変わりました。
  • 一番変わったことは英語に対する考え方だと思う。SVEPに行く前にTOEICやTOEFL用にしっかり勉強していて、自信を持ってアメリカに行った。しかし、現実は違い、言いたいことがあってもなかなか言い出せなかった。それは、文法のミスがないかだとか、自分の言っていることは伝わるのだろうか、発音は正しいのだろうかなどからくる不安からだった。しかし、一か月アメリカにホームステイをして、この状況は劇的に変わったと思う。サンノゼにはたくさんのネイティブスピーカーでない人がいて、発音が悪いだとか文法が間違っているといったことは全く問題にならず、大事なことは、しっかりと自分の言いたいことを伝えるということだとわかった。そこからは自分の英語に自信が持てるようになり、三週目、四週目ではしっかりと自分の意見を英語で言えるようになったと思う。また、人前でプレゼンをするという経験は、ほとんどゼロに近いものでしたが、自信を持って最終プレゼンをやり遂げることができた。英語でプレゼンをするなんて、SVEPに参加する前では考えられなかったことだと思う。このスキルは、これから社会人になって人前で話すといった意味でも大きなプラスになったと思う。
  • 外国の学生は日本の学生よりも数倍も自己鍛練欲が強いということである。これは私が最終プレゼンでテーマにしたものでもある。私は小さい頃からサッカーをしており、アメリカにいる時も週2回、現地の学生のサッカー練習に参加していた。そこには世界中の国から来た学生が参加しており、練習中に私はたくさんの人と様々な話をした。もちろんつたない英語を駆使してではあるが。その中で驚いたのは皆明確な未来の計画があり、それに対して逆算し、今自分が何をすべきかを分析し把握しており、またそれを実行していたのである。しかも、かなり高い次元の未来のプランである。日本では、別に特別なことをしなくても大学を卒業でき、普通にしていれば普通に生きられる。対して外国の学生は社会で活躍するためには、自分のやるべきことを把握し、自分を磨き続けなければ生き残っていけないことを分かっているように感じた。このような人たちと将来、ビジネスの場で戦っていかなければならないゆえ、自分の当たり前のハードルを下げないこと、常に自分が未来のプランのために何を今すべきか把握することを必ず意識しようと肝に銘じた。
  • 一番変わったのは、将来的にアメリカで働くことが、特別なことではなくて、自然に受け入れられる一つの選択肢となったことだ。アメリカで一か月過ごすことで、またアメリカで働く多くの日本人の方のお話を聴くことで、自分の中でのアメリカが、とても身近なものに感じられるようになった。
  • まず、もっと積極的に人と関わろうと思いました。そのほうが物事が効率的に進む気がします。次に日本はなんと恵まれている国かと身をもって実感しました。平均的知識レベル、安全・便利な住宅環境、格差の少ない社会。。。にもかかわらず日本が衰退しはじめているのは、日本の国民性によるものだと思いました。そこで国・地方の政策としてまずは制度的に国民性を変える努力が必要だと思いました。
  • 受動的すぎる自分をかえなくてはならないと強くおもった。自分の意見を言う重要性は外国にきて知ることが出来た
  • 今回の研修で、いろいろな分野で活躍されている方の講演を聞いた。講演を聞いて思ったことは、自分の専門分野だけにとらわれていないということだった。日本では、自分の専門外は専門家に任せるという志向にあるが、アメリカでは興味があれば独学でも趣味としてでも学ぶという姿勢が素晴らしいと思った。自分の人生をどう楽しんで生きていくかのかは自分次第なのだなと思った。

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