SVEP報告書2016年

2016年度シリコンバレー英語研修プログラム
Silicon Valley English Program(SVEP)実施報告

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SVEP2016概要

 今年度で開始から10周年を迎えるSVEP(Silicon Valley English Program)は、8月29日(月)から9月23日(金)までの4週間のスケジュールで実施されました。九州大学国際交流推進室とカリフォルニアオフィスが連携して実施しているこのプログラムには、例年同様、多様な学年及び学部・学府の学生39名が参加しました。
 SVEP開始当初より「国際的な人材になるためには英語だけができればよいというものではない」という考えのもと、イノベーションとグローバリゼーションを身に着けることを目的に、様々なプログラムを導入しています。今回のSVEP2016も、英語の授業、ホームステイ、特別講義、フィールドトリップ及びファイナルプレゼンテーションに加え、サンノゼ州立大学で日本語を学ぶ学生と交流するJapan Culture Clubを実施しました。また、9月22日(木)には、SVEPが10周年を迎えることを祝して「Kyushu University “Thank You” Evening-On 10th Anniversary of English Programs-」を開催し、これまでにお世話になった多くの方々への感謝の意を表しました。
 プログラムに参加した学生達は、ホームステイで現地の人々と生活を共にし、起業家の方々等による熱い講義、イノベーションあふれるシリコンバレーの会社訪問、意識の高い仲間たち等から刺激を受け、充実した4週間を過ごしました。このプログラムをきっかけに大きく変貌し、更なる高みを目指す学生も多く見られます。

ホームステイ

 到着した日から学生達はホームステイを行い、英語漬けの日々が始まりました。多くのホストファミリーがアジア系であることや、日本にはない家族形態に驚いた学生もいました。サンノゼの人口の約3割はアジア系の人種であり、多様な人種の存在が多様な価値観を生んでいることにホームステイを通して気が付いたようです。また、日米の生活習慣の違いや、カリフォルニアの水不足の現状も学ぶことができました。

英語の授業

ファイル_A 英語の授業は、サンノゼ州立大学の英語教育機関であるI-Gatewaysにより行われました。SVEP初日の面接やTOEFL等のスコアをもとにして、学生達は英語のレベル別に3つのクラスに分かれます。授業は、多くの日本人が苦手とするListeningとSpeakingに重点が置かれ、Accent Training、Effective Presentation、Current Event and Debate及びEffective Presentationが行われました。また、人前で話すことに慣れるよう、毎回授業の前にShow & Tellを行いました。
 クラスによっては、声を大きくハッキリ話すことから練習していましたが、約1カ月間の英語の授業と現地の人々との生活によって自信をつけ、英語の壁を取り払い、英語を学ぶ楽しさも実感できたようです。

Japan Culture Club

 SVEPとしては初めての試みとして、サンノゼ州立大学の日本語の授業である「Japan Culture Club」との交流を行いました。
 Japan Culture Clubでは、SVEPの学生と現地の学生が混ざる形でグループを作り、それぞれのグループで同じレストランに行き、SVEPの学生は英語で、現地の学生は日本語でレストランを紹介しました。また、夕方や週末に一緒に出掛けるなど、プライベートな時間も含めて交流を深めていたました。

特別講義

ファイル_0041 4回に亘り実施された特別講義を通して、学生達は多くのことを学び、全く知らなかった世界を知り、積極的に質問をすることで理解を深め、自分自身の将来についても深く考えるようになりました。
 第1回は九州大学カリフォルニアオフィスの松尾代表から、これからのグローバル人材に求められる資質や能力、イノベーションの意義などについて講義が行われました。この講義をきっかけに、学生はSVEPに参加する意義を改めて認識し、プログラムに意欲的に望むことができました。
 第2回はVoice 4 UのCEOである久保由美氏にお話を伺いました。大変なご苦労をされてきた経験を活かして直面する課題を解決したお話に、学生達は感動したようでした。こうして逆境をチャンスに変えた方からの「ピンチはチャンス!」という言葉には大変な重みがあり、学生たちは感銘を受けました。また、日本とアメリカの教育の違いについても学ぶことができました。
 第3回は、その世界では大変有名なベンチャーキャピタリストのDr. Anis Uzzaman氏を迎え、ご自身の経歴及びベンチャー企業について、特に人工知能に関するシリコンバレーの企業の最新の動向について教えていただきました。興味深いお話に眠気も吹き飛んでしまったようで、全員が熱心に聞き入っていました。
 第4回は、B-BridgeのCEOである桝本博之氏にお話を伺いました。「悩みをなくすためには、経験が必要であり、経験を積むためには失敗が必要である」、「知識を持って危険を避け、人間力で恐怖を乗り越える」や「バイリンガルよりバイカルチャー」等、メッセージ性の強いお言葉に学生たちのモチベーションが上がり、失敗を恐れず積極的に行動したくなったという学生が多数いました。また、講義形式ではなく、学生と意見交換をする形でしたので、学生たちは、他の学生の考え方も聞くことができ、学生の間でも相互に刺激を受けたようでした。

デザイン思考ワークショップ

 デザイン思考については、WiL社のご協力のもとにワークショップを行いました。まず初めに、講義を通して、課題の発見とその解決策を考えることにより、新しいビジネスを考え出す手法を学びました。ゼロから何かを作り出す手法として、デザイン思考は唯一ともいえる重要な手法です。その後、「次世代の決済システム」をテーマにグループワークを行いました。議論した内容を発表する際は、各グループがそれぞれユニークな発表を行い、会場は大いに盛り上がりました。
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フィールドトリップ

1週目:9月2日(金)Plug & Play / Google Tour / Flipboard
2週目:9月9日(金)Intel Tour / Stanford Tour / Honda R&D
3週目(1):9月15日(木)Intuitive Surgical
3週目(2):9月16日(金)LinkedIn / Group1: Ricoh Innovation Corporation, Group2: MegaChips

《1週目》

 1週目のフィールドトリップでは、Plug & Play及びFlipboardに伺いました。
 Plug & Playでは、多くのスタートアップが働いている様子を見学した後、ヤマハモーター・ベンチャーズ&ラボラトリー・シリコンバレーCEOで本学の卒業生でもある西城洋志氏と、チャットワークのCEO 山本敏行氏のお話を伺いました。日本の大企業の中でイノベーションを起こしている西城氏と、ゼロから起業してシリコンバレーに進出した山本氏には、環境は対照的ですが、それぞれのやり方でイノベーションを起こしてきた刺激的なエピソードを話してくださいました。学生にとっては、どんな環境でも強い意志があればイノベーションを起こせるという自信になりました。
 Flipboardでは、加藤靖子氏に、ご自身の経歴やシリコンバレーの企業風土についてお話を伺いました。また、会場付近でスタッフと談笑していた創業者でCEOのMr. Mike McCueが気楽に学生たちの前に出てきて、起業を思い立った理由等を話してくださいました。開放的な環境、勤務時間中でもスポーツで汗を流してリフレッシュする社員、ジーンズにTシャツ姿で従業員と談笑する社長を見て、学生達は日本との違いに驚いたようでした。その一方で、成果を残せないとレイオフになり、翌日から仕事を失うこともあるというアメリカ社会の厳しい面も知ることができました。
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《2週目》

IMG_3701 2週目は、Honda R&Dに伺いました。
 Honda R&Dでは、Senior Program Directorの杉本直樹氏にお話を伺いしました。杉本氏の講演では、昨今の自動車産業の動向、Honda R&Dが新しく行っているベンチャー企業とのオープンな取り組みが紹介され、企業が秘密主義ではなく、情報をオープンにすることで得られるメリットがいかに大きいかを学びました。講演の後は、全員の学生が実際に車に乗って、仮想現実の世界やスマートフォンと車の連動を体感しました。これまで車や運転に興味がなかったにも関わらず、早く免許を取って自分の車が欲しくなったと言う学生もいました。

《3週目(1)》

ファイル_006 9月15日(木)には、医学部の学生3名と希望者9名の計12名で、手術用ロボットのda Vinciで知られるIntuitive Surgicalを訪問し、da Vinciの操作や工場見学等をさせていただきました。da Vinciの操作及び会社概要を説明して下さったSeinior DirectorのMr. Jonathan Sorgerはエンジニアですが、医療の分野についても大変詳しく、学生達のどんな質問に対しても深く掘り下げた内容で答えてくださいました。自分の専門だけでなく、幅広い知識と見識を持つ人材(T型人間)がグローバルに活躍できる人材であることを、学生達は肌で知ることができました。工場では、da Vinciが出来るまでの各工程を見学させていただきました。トヨタ方式の5S(整理、整頓、清掃、清潔、躾)や生産状態報告システム「アンドン」が導入され、無駄がなく整然とした工場に驚かされました。

《3週目(2)》

 最後のフィールトリップでは、午前中にLinkedInに伺い、午後は2つのグループに分かれて、一方はRicoh Innovation Corporation、もう一方はMegaChipsに訪問しました。
 LinkedInでは、まず初めに社内見学をさせていただき、従業員がいかにリラックスして仕事ができるようにオフィスが作られているか、その配慮に驚かされました。その後Senior Security Engineerである小菅祐史氏に講演していただきました。講演では、LinkedInの紹介、シリコンバレーの大企業の企業風土、小菅氏の非常にユニークで強烈な経歴をご紹介いただきました。学生達は講演をとおして、誰にも負けない専門分野を持つこと、IoTが進む社会で生き残るためには専門に関わらずプログラミングを学ぶことの重要性を教わりました。また、海外では多くの人がSNSをプライベートとビジネスで切り分けて利用していることに初めて気が付いたようです。
 午後のRicoh Innovation Corporation とMegaChipsでは、それぞれの企業で活躍する本学の卒業生の方々のご厚意でワークショップを実施していただきました。
 Ricoh Innovation Corporationでは、現在提供しているサービスをベースに新たなビジネスモデルを考えるワークショップを行いました。学生は企画した内容を英語で発表し、本学の卒業生を含むスタッフの方々から講評をいただきました。サービスの利用者はイメージできていても、どのような顧客(お金を払う方々)をターゲットにするかまでは、多くの学生が考えに至っていませんでした。ビジネスの厳しい目で見ると、自分たちが良いと思ったアイディアでも大事な点が欠落していることに、学生達は気付いたようでした。また、最後には、SVEP2016と書いたRicoh 特製Tシャツをプレゼントしていただきました。
 もう一方のMegaChipsでは、MegaChipsが実際に検討している2つの方向性について、それぞれの妥当性を主張するディベートを行いました。最初に2つの方向性についての利点と欠点の説明を受け、グループに分かれて相手を意識した戦略を練り、その後、実際のディベートを行いました。ディベートが進むとお互いに大事な点を誤解していたことに気が付き、結局勝負はつきませんでした。しかし、戦略の意味とディベートを通して物事を考えることを学び、重要な経験になったようです。最後には、本学の卒業生からお土産をいただき帰路につきました。

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ファイナルプレゼンテーション

 最終週には、恒例のファイナルプレゼンテーションを実施しました。ファイナルプレゼンテーションは、アメリカに来て気付いたこと等を中心に自由にテーマを決め、学生全員が5分間程度で英語で発表を行うものです。最初の頃の英語の授業では、皆の前では小声でしか話せない学生が多々いた中、最終週ともなると堂々としたプレゼンテーションを行い、見事な変貌ぶりを見せました。また、それぞれの日程で優秀者が表彰され、賞品としてチョコレートが与えられました。全日程の中で特に優秀だった学生4人は、22日(木)に開催された「Kyushu University “Thank You” Evening-On 10th Anniversary of English Programs-」にてプレゼンテーションのデモンストレーションを行いました。
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≪ファイナルプレゼンテーションのテーマ≫
プレゼンタイトル

Kyushu University “Thank You” Evening-On 10th Anniversary of English Programs-

 9月22日(木)に「Kyushu University “Thank You” Evening-On 10th Anniversary of English Programs-」を開催しました。このイベントは、今年度で10周年を迎えるSVEPを祝い、これまで支えて下さったサンノゼ州立大学の英語教育機関I-Gatewaysのスタッフや先生方、特別講義の講師の方々、企業訪問を受入れて頂いた方々等に感謝の意を表すべく開催したものです。日本からは久保 千春 総長にもご出席いただきました。イベントは二部構成となっており、第一部は式典、学生によるプレゼンテーション及び講演会、第二部はレセプションを行いました。
 参加者の皆様にSVEPについてご理解いただき、イベントを一層盛り上げるために、ファイナルプレゼンテーションで優れた発表をした学生4名によるプレゼンテーションを実施しました。学生達のプレゼンテーションは、ファイナルプレゼンテーションの際よりさらに素晴らしく、我々が期待していた以上の内容でした。各学生のユーモラスな発表に会場は大変盛り上がり、参加者の方々にも称賛していただきました。その後は、本学を代表する教授であるシステム情報科学研究院 都甲 潔 教授及び工学研究院 安達 千波矢 教授よりご講演いただきました。都甲教授の「味と匂いのセンサー」と安達教授の「有機LED」の研究のお話はいずれも新しい概念であり、参加者の皆様の関心を集めていました。
 第一部終了後はレセプションを行い、参加者の方々に有意義な時間を過ごしていただきました。シリコンバレーで活躍する方々や久保総長等を囲い、学生達は終始熱心に話を伺っており、滅多に交流することができない方々と意見交換を行うことができました。

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※イベントの詳細は以下をご覧ください。
http://www.isc.kyushu-u.ac.jp/california/news/1957.html

その他(プログラム外のアクティビティ)

  プログラム外の活動として、週末にLAツアーとヨセミテツアーを実施しました。両ツアーとも任意参加ですが、今回は、LAツアーとヨセミテツアーともに全員が参加しました。それぞれのツアーで学生たちは親睦を深め、強い仲間意識が芽生えたようでした。
 また、多くの学生は、さまざまな機会を利用してサンノゼ州立大学の学生と交流を深めており、最終日には沢山の現地の学生が空港まで見送りに来て、別れを惜しんでいました。

参加者による事後アンケート

研修を通じて、自分の中にどんな心境の変化が起こったかについて教えてください。(一部抜粋)

  • 今後アメリカへの進学や就職を考える際にそれを応援してくれる人たちが自分の周りにたくさんいることがわかったのが一番嬉しかったです。その人たちの存在が今後の自分の海外留学や海外進学への意思を後押ししてくれていると思います。 また、今回の目標は自分探しでしたが、自分がベンチャー企業で働くことに興味が惹かれることを初めて知ることができました。そういう意味では自分の新しい興味分野について知ることができた1ヶ月だったと思います。
  • 実際に英語を使ってみて自分の英語力の低さを実感したし、これからの英語学習への意識が高まった。また、たくさんの人たちの話を聞いて自分の進路について真剣に考えなくてはと気付かされた。
  • 一緒に学習した九大生や現地の学生と目標を語り合い自分の夢に対しても積極的に考えるようになった。
  • もっともっと上を見て、そのために自分のやっていくべきことを見つけるとしたら、目標を低く設定しなくてもいいと思えて、やる気がすごくでました。
  • 社会の情勢を全然知らないことに気づいた。何よりも自分の英語が全然であることを痛感してもっと話したいと本気で思った。
  • 将来の方針に関しては多くの起業家の話を聞いて、これから何をすべきかが明確にわかった。また、SVEPの友人に刺激を受けた部分も多く、これからの将来について、具体的には決まらなかったが、積極的な姿勢になったと思う。
  • インターンをしたいと思うようになった。アメリカの大学で学びたいと思うようになった。働きたい会社を見つけた。
  • ・全然知らなかった世界が広がった
  • 英語力が期待以上に伸びたと思う。大学の授業やホストファミリーの家で多くの時間を会話に費やすことができた。ホストファミリーとは日本の教育のあり方や戦争についてなど難しい話もできた。異文化理解については、アメリカは日本よりもはるかに多様性に富んだ国で、様々な人がいる。そういう人たちと話をすることで様々な文化を知ることができた。これまでは保守的だったが、1ヶ月間不慣れな環境に身を置くことで、失敗を恐れず何事にも積極的に取り組めるようになった。このプログラムでは、シリコンバレーで働く多くの人の話を聞いたり、様々な会社や大学を訪問した。これらの経験を通して、大学卒業後の選択肢は想像以上にあるのだということが分かった。また、プログラムに参加した他の九大生は皆意識が高く熱意溢れており非常に刺激になった。
  • 現地の人と交流していく中で、シリコンバレーで生活する人たちの意欲の高さを垣間見ることができた。日本では世界が急速に動いているというスピードを感じることがなかなかできず、また感じようともしていなかったので、研修後はもっと最先端の知識をつけていかなければと大きな意識改革の機会となった。
  • 英語を抵抗なく話すということについては、割と簡単に達成できた。それよりも、英語を使って何をするかが重要であると感じた。研修中に出会った人たちはみんな英語をコミュニケーションツールとして使い、シリコンバレーという場で自分の夢を実現していた。英語を用いてどんどん外の世界へ飛び出していく、そのアグレッシブな姿勢に憧れた。これから自分がどのように行動し、生活を送っていくかについての重要な知見が得られた。
  • 普段会うことのできない起業家の方々と出会うチャンスが大変多くあり、この方たちのお話を聞いて自分も何か世の名の役に立てるモノを作ってみたいと強く思うようになりました。自分と真剣に向き合い、叶えたい目標も見つかったのでこのプログラムに参加して本当に良かったと思います。
  • 刺激的なアメリカでの学校生活を送れた。まず授業のスタイルに非常に驚いた。簡単に移動できる机、ディスカッション、プレゼンテーション。先生と生徒が名前を呼びあってあれほど仲良く授業ができるという点にも驚いたし、楽しく授業に臨めた大きな要因となった。モチベーションも日本スタイルの授業より非常に高く保てると思った。現地の生徒は留学生にフレンドリーで、その点が今回の研修で一番刺激を受けた点であった。日本の学生も留学生に対してこんな風になればなと感じた。またサンノゼの学生は夢やしたいことを持っている人が圧倒的に日本の学生よりも多いと思った。他国の言語の勉強をしている学生も多く、日本語を話せる学生も少なくなかったことに驚いた。エッセイでは、他文化を知りたい、英語力を向上させたい、起業家精神を学びたいということを書いたが、それよりも多くのことが学べた。起業家の話からは、インパクトのあることが聞けた。特に人工知能などはあまり気にかけていなかったことなので、興味のなかったものに興味を持ち始めることもできた。
  • 自分が公務員志望で、起業やビジネスについてどのようなものなのかよくわからず、漠然と不安を抱いていたが、今回の研修でいろんな方の話を聞くことができ、起業やビジネスについての話を聞くことでそのような不安を少しは解消できた。四週間だけで完璧になったという自覚はないが、英語を話すということに対する壁は打ち破れたと思う。
  • 授業やフィールドトリップ、現地での個人的な交流を通して、英語のスピーキングの実力はもちろん、自信もついて、より長期の留学をやってみようと思うようになった。
  • 英語を学ぶことに対してポジティブになれた。SVEPのメンバーはみんな意識が高く、自分がいかに将来について考えていなかったかを実感できた。この1カ月は、自分の将来に大きな影響を与えると思う。SVEPに参加して良かった。
  • 具体的なやりたいことは簡単には見つけられなかった。ただ、今の自分の欠点を沢山自覚できた。自分を変えたいという目標は達成できそうだ。
  • お話してくださった方々は皆話術をお持ちで、内容もとても興味深くて予想していた以上に面白い講義ばかりでした。エンジニアリングという分野で起こっているイノベーションの激しさに、たくさんの刺激をもらい、自分もモタモタしていてはいけないと少し焦りも感じました。しかし、私が最もワクワクしたのは、プライベートで現地の高校を見学させてもらった時でした。私は大学で、日本と外国の教育制度の違いについて勉強したいと思っていますが、周りの大人から、それで職に就けるのかと尋ねられます。しかし、アメリカで私が教育に関心があると伝えた時、みんなが、素敵な目標だね!と言ってくれました。すぐに職に結び付けるような固い考えではない、自由な雰囲気に魅力を感じました。自分の興味のあることをのびのびと学べる国があったら、そこで勉強して自分の将来を考えたいと思いました。教育への関心を改めて実感できたこと、起業というものが自分にとってどんなものであるかが分かったこと、そして留学への思いを強められたことは、SVEPを通しての私の収穫です。
  • どんどん失敗してたくさん学べばいいんだと以前より強く思えるようになった。
  • この研修を通じて、自分の中で英語を話すことに対する恐れはなくなったと思う。また、海外で働いてみたいなとも思った。ただまだまだ努力が必要。
  • 自分自身の実力のなさを痛感した。英語力、専門分野の知識、経済の知識、すべてが足りないと感じた。早めにシリコンバレーの地に来てこのような経験ができてよかったと感じている。これを機にもっと幅広い分野の勉強と自分の専門の勉強を突き詰めたいと感じた。また研修参加前はアントレプレナーシップについて学びたいと考えていたが、予想よりも沢山のことを学べたと感じている。午後に行われた特別講義やフィールドトリップではどの方も素晴らしい人でいろいろな考え方を学べた。
  • 今回のプログラムを通して、人前で堂々と発表することができるようになり、結果的にファイナルプレゼンにおいて1位になることもできたので、自信につながった。また、これまでは海外で働くことに対して、漠然とした不安があったが、これからは海外に積極的に挑戦していきたいという気落ちを持つことができた。
  • 飛び込んでみれば物事なんとかなるんだなと実感した。人に道を聞くのも、遠い場所に行くにしてもなんだかんだできた1ヶ月だった。アメリカにいたからこそ色々と挑戦する機会に恵まれたのだと思う。日本にいてもそういう機会を掴んでいきたいと思うようになった。
  • シリコンバレーという多様な人種が共生している場所に身を置き、日本とは異なる働き方や生活スタイルに触れることで、ますます異文化に対して興味を持つようになりました。具体的な将来の夢は見つけられなかったけれど、いろいろな方の話を聞いて、「こういうのいいな」と感じられるものがいくつかあったのでよかったです。
  • 留学意欲が増し、さらなる英語学習とグローバルな視点の確立が重要だと再認識できた。
  • 英語能力が向上した。このコミュ力はアメリカならではのものと思う。アメリカの人は皆親切だからこそこのコミュ力が向上したと思う。
  • アメリカの大学院に行きたい気持ちがもっと大きくなりました。
  • 大きかったのは、自分の将来に対してある程度のビジョンが見えたこと。アメリカで働きたいと強く思えるようになったし、フィールドトリップなどを経て、いろんな人のお話や経験から、自分がこれから何を学びどのように生きていくか、それを決める指標となるものがたくさんできたので良かった。これから日本に帰って短期的に学びたいことややりたいことをたくさん得た状態になれたので、目標は概ね達成できたといえる。
  • 英語は1か月毎日聞いてきたので、より自然に近づいたかと思う。また、いろんな起業家の人たちのお話を聞いて、自分の中で「日本に帰ったら何かやってみよう」という気持ちになれた。今後何かしらのつながりでこの経験が生きてくると思う。
  • 起業家精神を学ぶ事が出来て楽しかった。周りの意識の高さに大きな影響を受けた。
  • 以前より起業について深く理解が深まった。また、たくさんの人との出会いの中で、どんどん自分が変わっていくのが面白かった。こういう機会を積極的に得ていきたいと思う。
  • プログラミングに興味を持ち、大学院まで行って就職する以外の選択肢を本気で考えるようになった。エッセイに書いた目標の外国で働きたいは、ここでつながりを作ったので、道は作れました。
  • 起業に対する意識が高まった。 英語はいまいちだった。
  • 人とつながることの大切さを学びました。大変刺激を受けたので、日本に帰ってから本格的に夢に向かって動こうと決意を新たにすることができました。
  • コミュニケーション力や英語のリスニング力、スピーキング力が向上したと思う。また、英語を話せるようになりたいという欲求が強まった!
  • 1ヶ月の研修で、英語の向上はもちろんアントレプレナーシップにも興味が湧いたし、SVEPメンバーともここまで仲良くなれるなんて思ってなかった。目標は立ててはいたがそんなものとっくに到達して自分の予想の遥か上を行っていた。
  • 自分の専門分野以外のことも学び、今後もっと様々な分野の人としっかりとした交流を取っていこうと思った。
  • かなり心境の変化がありました。1つは科学技術に対する否定的な見方がある程度肯定的に傾いたこと。自分が比較的保守的だというインサイトから得られた変化でした。もう1つは高いモチベーションを得られ、自分を高めたいという気持ちが沸いてきました。初めて海外に来て、海外が好きだという確信を得て留学への気持ちが固まったことが1つ大きな収穫です。英語力については、話すことへの抵抗が小さくなり、ホストファミリーへの尊敬と愛情から、もっと話せるようになりたいという向上心を得ることができました。起業についてはやはり自分自身は興味がないのですが、シリコンバレーという素晴らしい場所で活躍する方のお話を伺って、1つの手段として自分の引き出しに入れることができたと思います。

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