九州大学海外派遣留学生 最終報告書

留学先大学名

           ブリストル大学        (国名:     イギリス  )

留学先学部名(またはプログラム名)

STABEL Programme

留学期間

         2005 年 7  月   〜  2006     年 8  月

学部/学府・年次

文学部 4

    3 年次〜 4   年次

留学により卒業または修了が遅れる見込みの有無とその期間

有   (期間:    半年       )

遅れる見込みの方はその理由を書いてください

新卒で就職したいため

                          

 

卒業を遅らせないためにどのような配慮や工夫をしましたか?

2年次になるべく多く必修科目をとるようにしました。

進路の予定

就職 ( 時期: 4月から / (    )月から)

1.留学先大学について

授業(カリキュラム等)の概要について

 

 

STABEL Programeの学生は、一年間で12 Credit分の授業を受講することができます。授業にはいくつか種類があり、それによってCredit がちがいます。参考までにわたしが前期に受講したコースを載せておきます。

        Approach to Poetry (English Department) 30 Credit…週3時間 の講義 + 1時間の演習

        Art History (History Art Department) 10 Credit…週1時間の講義

        Academic English 20 Credit…週2時間の留学生のための英語の授業

これ以外にも、Bristol大学が市民に開放しているLife Long Learning Programme でフランス語を受講していました。これは、3学期制で、1学期につき75ポンドほどかかります。このコースには、ほかにも音楽や建築、文学、美術、写真など、いろいろなコースがあるので、試してみると面白いですよ。

留学先大学のサポート体制について

(語学面/勉学面/精神面/住居・生活面など)

 

<語学面でのサポート>

夏休み中に行われる、5〜10週間のPre-Sessional Courseで、Academic Englishの基本を習います。エッセイの書き方、ディスカッションのルール、AcademicJournalの読み方など、一年間勉強していく中で要となるAcademic英語力を身につけることができます。また、大学が始まってからは、In-Sessional CourseAcademic Englishを受講できます。STABEL Studentであれば、チューターが提出前にエッセイの添削もしてくれます。

九大のように、一人ひとりに語学パートナーのチューターが付くわけではありません。英語の練習をするパートナーがほしければ、自分で探さなければいけません。

 

<勉学面>

上にも書いていますが、前期の間は、Language Centreの先生が、学部に提出するエッセイを添削してくれます。後期からは、自分でProof ReadingをしてくれるNativeの友達を探すか、Proof Readingのアルバイトをしている人に頼みます。

 

講義や演習の質問は、学部のチューター(担任の先生のこと)に個人的に質問するのが一番です。留学生だからといって、待っているだけでは誰も助けてはくれないので、自分から質問にいきましょう。

<精神面、生活面>

やはり、友達の支えが一番大きかったですが、友達以外では、BISCBristol International Student Centre)に大変お世話になりました。下にURLを載せているのでぜひ一度覗いてみてください。この団体は、地元のボランティアの方々に支えられて成り立っています。BISCでは、定期的に留学生のためのイベントが開かれていて、そこでいろいろな国の人たちと友達になることができます。何か困っていることがあれば、BISCのスタッフの方に相談してみるといいと思います。わたしはここのイベントによく参加して、スタッフの方や、ほかの留学生たちからいつも元気をもらっていました。

 

BRISTOL大学では、学校側が留学生のためにいろいろと手厚くお世話をしてくれることはありません。ですが、自分のアプローチしだいで、いろいろな人が親身になって相談に乗ってくれます。Language Centreの先生方も言い方たちばかりなので、英語の悩みだけでなく、授業や生活の悩みも聞いてくださいます。学校側が何かしてくれるのを待っているのではなく、自分から動いてみてください。そうすることで、いろいろな人が助けてくれ、行き詰ったときにも、道が開けてきます。

留学先大学に対する感想

 

 

 

 

 

まず、大学全体の印象として、国際色豊かな大学だと思います。ブリストル大学は、九大と同じように、総合大学です。イギリスでは、オックスフォード、ケンブリッジに次ぐ大学だと言われています。そのためか、世界中から留学生が集まっています。私は、夏季語学期間中は韓国、台湾、イタリア、スロバキア人のフラットメイトと、また、Academic Year中は、フランス、ケニア系インド人、マレーシア人のフラットメイトと一緒に住んでいました。一人一人が異なる「文化」を背負っていて、そのなかでどんな風に相手を受け入れ、自分を表現していくか、最初は少し苦労しましたが、一年間の中で自然と、どうしたらお互いにとって心地よいコミュニケーションをとっていけるかを学んだように思います。「多文化」社会を肌で感じた一年間でした。

 

学業面でも、刺激の多い毎日でした。ほかの学生に混じって講義や演習に混じり、課題をこなしていくのは本当に大変でしたが、授業内容がよく構成されていて、毎回「なるほど!!」の連続だったので、大変やりがいがありました。ディスカッションでは、どんなに準備をきちんとしていても、1時間の中で2度発言できればいいほうでした。わたしは英文学を専攻していたのですが、やはりイギリス人の学生たちは、Primary schoolからシェイクスピアを読んでいるだけあって、ディスカッションはいつも活気があり、非常に深い議論が行われていました。先生方は、「研究者」というよりも、「教師」という自覚が強いようで、生徒に知識を与えるのではなく、「考えるきっかけ」や、「考察の仕方」を指導していくことに重点をおかれていたようです。演習は必ず生徒が主体で、先生は、生徒たちの持ち寄ったアイデアにコメントしたり、それをさらに深い議論へと発展させるよう促したりと、コメンテーター的な存在でした。

同じ大学への留学を希望する人たちへのアドバイス

 

 

 

 

ブリストル大学は、TOEFLのハードルが高く、わたしはそのスコアを伸ばすのに大変苦労しました。やっとのことで、10週間の語学研修プログラムを受けるという条件付で留学することができました。この夏休みの語学期間中に得たものは本当に大きく、この10週間が、わたしの一年間を支える底力となったのだと思います。Language Centreの先生方は、異文化の中で暮らすことの難しさをよく理解してあり、語学面だけでなく、生活面や精神面でもサポートしていただきました。また、この研修中に出会った友人たちとは、一年間のAcademic Year中も、お互い励ましあいながらがんばりました。ブリストル大学に留学される方は、ぜひ、この語学研修を受けられることをお勧めします。この10週間があったからこそ、わたしは1年間、ブリストル大学でがんばることができたのだと思っています。

2.事前手続き(ビザ申請など)

ビザの種類

 

学生ビザ

ビザ申請先

英国大使館

必要書類、手続き方法

1、  留学先大学に在学許可証(Confirmation)を発行してもらう。

2、  英国大使館ホームページからビザ申請用紙を発行してもらう。

3、  必要書類(申請用紙に書いてあります)とパスポートを同封して大使館に送付する。

4、  大使館からパスポートに記されたビザが届く。

私は、申請してから一週間ほどでビザが届きました。

手続きに要した時間

ブリストル大学にConfirmationを要請してから届くまでに一ヶ月かかりました。ビザを申請してから届くまでには1週間かかりました。

その他必要な事前手続き

海外転出届を市役所に届ける。

海外保険に加入

学部に留学届けを提出する。

 

 

3.日常生活

日常生活の概要、感想

 

 

 

 

 

 

わたしは、学業以外で、何か自分を生かせることがやりたい、ここでしかできないことがしたい、と思い、BISC(何度も書きましたが)という留学生を支援する団体のお手伝いをさせてもらっていました。水曜日のスープランチという、留学生のための会食の準備を手伝うだけだったのですが、その活動の中で、地元の人と仲良くなり、学校以外の場所でいろいろなひとと交流できました。また、language center に募集用紙を貼り、language exchange partner(私が日本語を教え、相手の生徒に英会話のパートナーになってもらう)を探し、二人の学生に日本語を教え、私は英語を教えてもらっていました。日本の文化の話をしたり、逆に日本の良さを教えてもらえたりと、本当に会話の練習を通して、「語学」がけではなく「対話」を学ぶことができました。

自分から行動すれば、BRISTOLでは、自分を生かせる場所をたくさん見つけることができます。

生活費(月額)及びおおよその内訳

 

日本から持参した方がよいもの

(PCや変圧器等の要不要も)

パソコン、薬、洗面器(売っていないので、意外に役立ちました。)、地球の歩き方

携帯電話は現地で買った方がずっと安く、便利です。わたしは現地でプリペイド式のものを使っていました。面倒な手続きも必要なく、一年間の留学にはこちらがオススメです。また、イギリスの郵便局やbiscなどで、国際電話カードを購入できます。10ポンドでも、十分電話できるので、特別に日本で国際電話に加入する必要はないと思います。

これから留学する人への、日常生活(治安対策を含め)に関するアドバイス

ブリストルは、治安のいい町なので、福岡にいるときと同じようなことに気をつければ問題ありません。また、大抵のものは手に入るので、日本から余り色々もって行かなくて大丈夫だと思います。

 

一人暮らしに必要な日用品(食器など)は、町のあちこちにあるチャリティーショップを利用すると安く手に入ります。

 

また、BISCBristol International Student Centre)という、地元の人達が類医学生を支援する団体があります。週に三回、留学生のためのランチの会を催したり、小旅行を企画したりしています。また、食器や布団、シーツなどを留学生のために無償で提供しています(前年度の留学生が寄付したSecond handのものです)。下にURLを載せておくので、ぜひいろいろなイベントに参加してみてくださいね。

 

お金の管理や受け取り(銀行口座開設や海外送金,またはクレジットカード持参など)について,貴方の留学先国で最も適当な方法を教えてください。

わたしは、海外でも使えるCITY BANCのカードをもっていきましたが、現地で銀行口座を開く方が便利なようです。ただ、その口座開設に一ヶ月以上かかる場合や、手続きがうまく行かない場合もあります。

口座開設には、最初に語学研修をうけるLanguage Centreが親身にサポートしてくれるので心配ありません。ただ、口座開設には時間がかかるので、授業料や寮費の支払いなど、語学研修の始めに大きな出費があるため、クレジットカードを持っていき、限度額を上げておく必要があります。

 

ちなみに、日本人の友人のほとんどは、Nat Westという銀行で口座を開いていました。

 

 

4.住居、生活環境

住居の種類

住所/

電話番号

610 F, Unite House, Frogmore Street, Bristol, BS1 5NA

 

費用(月額)

65ポンド

どのようにして見つけたか

Bristol大学にはいくつか寮がありますが、留学生を受け入れる部屋数はとても限られています。そのため、いくつか希望を出し、その中からAccommodation Officeが適当な寮を選びます。

次期留学生に推薦できるかどうか、およびその理由。

私の住んでいたUnite Houseは、非常に便利な場所にあります。City Centremo

市の図書館もすぐそばにあります。寮生のほとんどは、2年生以上で、留学生です。設備面では、非常に管理が杜撰でなので住み心地がいいとはいえません。ですが、わたしはフラットメイトに恵まれたので、一年間、楽しく過ごせたと思います。寮はいくつもあり、寮によって設備、利便性、雰囲気は様々です。何か質問があればいつでも聞いてください。

留学生活を送る上で次期留学生に伝えたい地域情報、生活情報

 

Bristolは、大学生活を送るには最高の街です。コンサートやフェスティバル、演劇が盛んで、クラブやバーもたくさんあります。市の図書館も充実しています。わたしは英文学を専攻しているので、シェイクスピア劇を何度も見に行きました。地方中堅都市ですが、ブリストルに根付く文化、特に音楽や演劇の質は本当に高いです。ロンドンまでも、コーチで2時間ほどで、よく日帰りで出かけていました。

 

留学生みんなが口をそろえて、ブリストルは観光の町ではないけれど、住むには最高の町、といいます。わたしは、ブリストルは少し福岡の雰囲気に似ているなと思います。にぎやかなショッピング街もあれば、歴史を感じる街角もあります。少し歩けば、広々とした公園が広がっています。ロンドンともオックスフォードともバーミンガムとも違う、魅力的な街です。

5.準備段階や留学中に役に立ったウェブサイト

サイト名

URL

コ メ ン ト

Bristol International Student Centre

www.bisc.org.uk/ - 8k

 

Bristolに着いたら、まずここのオフィスを訪ねてみてください。

 

6.その他の特記事項