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国際協力

▼平成18年度 拠点システム構築事業「国際教育協力イニシアティブ」

●活動テーマ

インドシナ地域における農学・獣医学高等教育の現状と課題
-大学連携による多面的重層的アプローチ-

●活動の概要

インドシナ地域の農学系(広義)の大学を対象とし、その高等教育の現状について、日本の3大学(九州大学、宮崎大学、東京農工大学)が連携して調査研究を実施する。対象は4カ国10大学を中心として(右図)、我が国の3大学が有する交流実績や人材ネットワーク、プラットフォーム等を共有することにより、農学という総合的分野において、多国間協力も視野に入れた重層的な国際教育協力のフィージビリティーについて多面的かつ効率的に調査研究を展開する。

調査内容は3大学でフォーマット化し、調査結果を共有する。またそれぞれの大学が今後の国際教育展開において重点的に交流を強化する部分については、独自のテーマで調査する。

これらにより、インドシナ地域の農学高等教育の現状が包括的に把握できるとともに、我が国としての同地域における農学高等教育の総合的戦略的国際教育協力の策定に資することができる。

平成18年度については、インドシナ地域における我が国の農学高等教育分野での国際教育協力を拡充、多様化させるために、3大学が連携して、効率的な調査研究を実施すると同時にそれぞれが独自に成果を還元し、国際交流の戦略的展開を図る。

  そのため、2国間交流から多国間交流への拡充を図り、ベトナム、タイ、カンボジアなどでヒアリングや資料収集などの現地調査を実施すると同時にカウンターパートを相互に結びつける。これらにより、インドシナ地域内での戦略的連携の促進を図り、国際教育協力における我が国のイニシアティブ促進に資する。

●活動目標

  インドシナ地域の大学の教育体制、カリキュラム、教育の質、研究テーマと活動等について調査し、またそれぞれの大学での国際交流状況についても現状と動向を明らかにする。また、帰国留学生の動向についても調査し、我が国での教育の成果について評価する。
  上記、共通の活動目標のもとに3大学はそれぞれ以下の独自の活動目標を設定し、各大学での国際教育協力の促進を図る。
  さらに各大学が独自に取り組む国際教育協力の体制とスキルについて相互に検討し、それぞれの人材リソース等を掘り起こし、国際教育協力に関する目利き人材の育成に資する。

大学 役割分担 調整担当
九州大学 現地研修や共有プラットフォームのフィージビリティー・スタディ 緒方一夫(熱帯農学研究センター)
東京農工大学 学位授与向上を目指した大学院教育の現状調査 仲井まどか
(共生科学技術研究院・生命農学)
宮崎大学 獣医学を中心とする教育研究の現状調査 山口良二(農・獣医学)

●活動体制

  九州大学、宮崎大学、東京農工大学はそれぞれに留学生を受け入れており、独自のネットワークを有している。これらが連携することにより、現地の調査をより効果的に行う。インドシナ各国大学の農学系学部の教育研究体制・内容については調査結果を共有する。国内では担当者が各大学の参加教員の活動を調整、さらに大学間はメール等により担当者で協議、また現場で共同して調査、協議する機会を計画する。

●活動実施者

九州大学

 熱帯農学研究センター教授 緒方一夫

 大学院農学研究院助教授 矢部光保

 熱帯農学研究センター助手 福田信二

宮崎大学

東京農工大学

●活動期間

平成18年12月1日(金)~平成19年3月20日(火)

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