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国際協力

▼ネパール国ナワルパラシ郡における地域社会の砒素汚染対策能力向上事業


事業の概要
国名 ネパール
事業名 ネパール国ナワルパラシ郡における地域社会の砒素汚染対策能力向上事業
事業の背景と必要性

アジアの途上国には様々な環境汚染が存在し、人的な健康被害が拡大している。その中で、地下水砒素汚染は汚染の範囲が広く、飲料水に直接結び付くため、すでに深刻な健康被害が各地で報告されている。ネパールの砒素汚染については、南部タライ地方で深刻な砒素汚染が確認されてから10年近くになるが、これまでUNICEFなどの主導で井戸のスクリーニングは行われたものの、それ以上の対策はほとんど行われていない。

これまでの調査によれば、バングラデシュや中国などほかの砒素汚染地に比べて、ネパールの住民、行政には砒素に関する情報が行き渡っておらず、砒素を含まない安全な水を得る方法や技術についての情報も著しく不足している。

事業の目的 本事業の目的は、砒素汚染地の住民が砒素の危険性を認識し、自らの意思決定に基づく回避行動をとるために、コミュニティ単位でその基礎となる組織が作られ、その組織が中心となって、砒素対策の研修、啓発、実習、実例による十分な情報提供がなされ、現地に砒素問題に対処する人材が養成されることである。
活動及び期待される成果
  1. 砒素対策のための組織が各コミュニティで整備される。
  2. 砒素対策に直接かかわる人材が養成される。
  3. 住民に砒素の危険性が伝えられる
  4. 安全な水供給施設の建設に必要な情報と技術が獲得される
実施期間 平成22年10月~25年3月(2年6ヵ月間)
事業の実施体制 九州大学(芸術工学研究院)が、現地カウンターパートENPHOと共に実施する。