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MJIIT-JUC合同シンポジウムで、九大生が最優秀学生論文賞を獲得

2012年11月30日

2012年11月21日からの3日間、マレーシアの首都クアラルンプールにおいてMJIIT-JUC合同シンポジウムが開催されました。

このシンポジウムは、MJIIT(マレーシア日本国際工科院)と同工科院を支援するJUC(全24大学で構成される日本側大学コンソーシアムで本学も参加)が共同開催したもので、
参加大学の大学院生を中心とした若手研究者が一堂に会し、日頃の研究成果を発表することにより、知見の共有や相互交流が行われました。

杉村先生による基調講演(11月22日)
本学からは、工学府機械系専攻の大学院生を中心として14名が参加しました。
基調講演では、工学研究院の杉村丈一教授がトライボロジー(※)に関する講演をし、会場からは盛んに質問がなされました。

最終日となる11月23日には、このシンポジウムに提出された100本近い研究論文の中から2件の最優秀学生論文賞が発表されましたが、
本学の修士課程1年、江波 翔さんが見事その栄冠を獲得しました。江波さんは、「まさか自分がこのような栄誉をいただけるとは思っておらず、
緊張の中で行った研究発表が評価され率直にうれしい。マレーシアは初めて訪問した国であったが、英語を通して様々な人たちとコミュニケーションがとれることの素晴らしさを実感できた。」
と受賞後の感想を語ってくれました。

受賞直後の江波さん(中央)、杉村先生(中央右)、福田先生(右)今回のシンポジウム開催にあたっては、MJIITのスタッフをはじめ関係者の並々ならぬご苦労があったことは言うまでもありません。
その中の一人、MJIITの福田応夫教授(九州大学客員教授)は、「当初目論んでいた以上に充実した『日本−マレーシア間の研究者の交流』が実現でき、安堵している。
このようなシンポジウムは1回で終わらせるのではなく、継続的に開催することが重要。細々とでも続けることでMJIITの発展のみならず、日本の大学の国際化にも貢献するのではないか。
ぜひアジア新興国の勢いを日本の発展に取り込んでほしい。」と将来に向けた熱い思いを話してくれました。

建設されたばかりのMJIIT校舎
MJIITは、マレーシアのみならず日本を含めた諸外国からの留学生受入れや学生の海外派遣も視野に入れた体制整備を進めており、九州大学はこれからも支援を継続していきます。

九州大学におけるMJIIT支援の概要:
http://www.isc.kyushu-u.ac.jp/intlweb/cooperation/maju.htm

※トライボロジー(TRIBOLOGY)とは?:
摩擦、摩耗、潤滑など、相対運動しながら互いに影響を及ぼしあう固体表面間で起こる現象と関連する実際の問題についての科学と技術を包含する学問分野。
さまざまな機械における摩擦の低減や、耐摩耗性向上などの技術を通じて、省エネ・環境問題に貢献している。

シンポジウム参加者の集合写真