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【開講案内】 国際社会開発プログラム 「実践・国際協力論」

「実践・国際協力論」、が4月18日(木)から新たにスタートします。 本コースは、人間環境学府・教育システム専攻(国際社会開発プログラム)の授業として開講されるものですが、 国際協力や発展途上国に関心のある学部生や教職員の受講も歓迎します。 初回のオリエンテーション(4月18日)にて詳しい内容を説明しますので、興味のあるかたはぜひご参加ください。

●日程: 4月18日~7月25日の木曜 4時限(14:50~16:20)

●場所: 箱崎キャンパス(場所は追って通知)

●講師: 国際交流推進室 特任教授 香川顕夫  (うち3回は外部講師を予定)

●講義内容(変更の可能性あり):
1.オリエンテーション(国際協力の今日的意義)
2.政府開発援助(ODA)と二国間協力
3.地域研究Ⅰ(アフリカ):アルジェリア人質事件からの教訓
4.分野別研究Ⅰ(地球規模課題):食糧危機と国際社会の支援 《2012年、ニジェールで実際に起きた食糧危機を検証》
5.地域研究Ⅱ(アジア):中国へのODAと中国が行う対外援助 《北京と福岡をテレビ会議で結び、JICA中国事務所による講義、意見交換》
6.主要援助国による国際協力と日本の役割 《JICA企画部職員による特別講義》
7.多様なアクターによる国際協力 《青年海外協力隊、NGO等の活動について考える》
8.総合演習Ⅰ:世界のためにしたいこと 《受講生各自が課題を設定し、発表・討論》
9.プロジェクト演習Ⅰ:課題の発掘とプロジェクト形成手法
10.プロジェクト演習Ⅱ:PDM(Project Design Matrix)の作成
11.分野別研究Ⅰ(農業):エジプト・ナイル川流域における水管理 《前JICA専門家による特別講義》
12.分野別研究Ⅱ(BOPビジネス):バングラデシュでのケーススタディ 《グラミン銀行や日本企業、大学等の取り組みを考える》
13.地域研究Ⅱ(中南米):日系移住者の歴史と今日的課題
14.人間の安全保障:恐怖と欠乏からの解放に向けた努力 《東日本大震災と世界の貧困/紛争を考える》
15.総合演習Ⅱ:世界のためにできること 《受講生自身のMAP(My Action Plan)を発表・討論》

●その他:
・受講生には、毎回の講義テーマに関連した事前課題(レポート)が宿題として出されます(A4用紙 2枚以内)。
・授業は講師による講義と、受講生の発表・意見交換を中心に構成されます。
・オリエンテーションは参加自由です。Web登録ができない学生、教職員の方は、氏名、学科・学年、連絡先(携帯電話以外のアドレス)を香川までメール連絡してください。

●シラバスの詳細は、以下のURLを参照してください。
http://syllabus.kyushu-u.ac.jp/search/preview.php?code=1353000154

●問合せ先:
国際交流推進室 香川顕夫
E-mail; kagawa.akio.188@m.kyushu-u.ac.jp
TEL; 092-642-4122

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