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▼現地レポート1 >> ウプサラ大学


北欧諸国最古の大学であるウプサラ(Uppsala)大学は、これまでに数多くの世界的に有名な研究者を輩出してきました。
なかでも、植物学者リンネ(Carl von Linne)は有名で、2007年は彼の生誕300周年にあたるため、スウェーデン各地でさまざまなイベントが行われています。特に、彼が研究を行っていたウプサラでは、彼の誕生日である5月23日に国をあげての記念式典が行われ、スウェーデン国王王妃両陛下、ヴィクトリア皇太子、そして、日本からは天皇皇后両陛下、ノーベル化学賞受賞者の野依良治さんがお越しになられました。

午前中は、ウプサラ大聖堂と大学本館のメインホールで式典が行われ、日本人交換留学生ということで、私もその式典に特別に参加させて頂きました。とても大学の大講堂とは思えない、まるでオペラ劇場のようなホールで行われた式典は、オーケストラの演奏と厳粛な雰囲気の中で行われ、大変素晴らしいものでした。

さらに、午後は、ウプサラ城の中庭でスウェーデン国王王妃両陛下、ヴィクトリア皇太子、天皇皇后両陛下と日本人交換留学生、スウェーデン人学生数名のみの懇談会が行われました。ロイヤル・ファミリーの方々とお話をする機会は最初で最後かもしれないと思い、お会いする前はみんな大変緊張していました。

しかし、とても気さくな方々だったので、すぐに和やかな雰囲気となり、楽しくお話することができました。最も印象的だったのは、限られた時間の中、一人ひとりと丁寧にお話をして下さった美智子妃殿下でした。私がウプサラで多くの国々の留学生と親しくなることができたことをお話すると、「私達が、いろいろな国を訪問したとき、多くの人々から歓迎を受けるのは、これまでに多くの日本人の方々お一人おひとりが草の根レベルで交流をして下さっているおかげです。ですから、ここで知り合った方々をこれからも大切になさって、交流を続けて下さい。それが将来必ず大きな力に繋がりますから、よろしくお願いします。」とおっしゃいました。

また、スウェーデンの次期女王であるヴィクトリア皇太子は大変フレンドリーな方で、まるで学生同士のように、日本へ来られたときのことを冗談を交えながらお話されました。まさか、お一人ずつと直接お話できるとは思ってもいませんでしたので、このような貴重な機会に恵まれたことは大変幸運だったと思います。
(法学部4年 土井千裕) 2006年9月~2007年6月ウプサラ大学に交換留学

※スウェーデン王室では、グスタフ国王ご夫妻の長女であるヴィクトリアが、次期王位継承者、皇太子である。