平成13年海外派遣留学報告書

                    (2名分のデータがあります)

                                          法学府M2 女性  

1.留学


(1)留学先及び留学期間
 


イギリス バーミンガム大学
平成13年9月から14年5月


(2)授業内容
  (カリキュラム等)


 


Cerntre for Urban and Regional Studies (CURS)でUrban and Regional Studies の授業を取りました。
・Political Economy of Cities and Regions ・Qualitative Research
・Regional and Urban Economic Change・Urban Regeneration and
Renewal ・Research Methods・Economic Development Policy


(3)受入大学のサポート
  体制


 


9月末に交換留学生向けにOrientationが4日間ありました。友達をたくさん作れたのでよかったです。また、学期中は毎日昼休みに留学生向けの英語のクラスが無料で行われています(Speaking, Readingなど日替わり)。エッセーの添削など、言葉のサポートはいつも受けられます。


(4)留学に対する感想





 


実際にイギリスで8か月生活して、よい面も悪い面も含め、本当のイギリスを知ることが出来ました。短期間の旅行では絶対出来ない事だと思います。もう一つ母国ができたようでうれしいです。また、イギリスの勉強は理論だけでなく、より実践的でした。フィールドワークがうまく取り入れられていて、学んだことを目で見ることができたので、すごく興味深い授業ばかりでした。


(5)留学に関する次回
  参加者へのアドバイス






 


私は大学院生だったので、日頃一緒に行動する友達(ほとんど学部生)とは忙しい時期がずれていたりして、他の交換留学生のように楽しめない部分もありました。もちろん、年齢差などもありましたが・・。でも、その気になれば、もっといろいろな所に顔を出して、楽しめたのではないかと思います。これから行く人には、年齢とか、国籍とか、何も考えずに思い切り外国での生活を楽しんで欲しいと思います。
 

 

2.事前手続き(申請,ビザなど)


(1)申請の手順



 


事前手続きなし
入国審査来たら時にその場でビザがもらえます。
受け入れ大学からの手紙と預金残高証明書を用意しました。
 

 


(2)ビザ取得について
(ビザの種類,手続き他)
 




 

 

3.日常生活


(1)日常生活の概要
 ・感想






 


月・火は1日授業。水〜金は図書館に行ったり、部屋で勉強したりしてました。水曜の午後は毎週他の学生に日本語を教えていました。金曜の夕方はJapan Societyの集まりに顔を出して、おしゃべりしたり、遊びにいったりしていました。(日本人と他の国が半々です。)土・日、特に日曜はたまにCity Centerに行ったりしていましたが、基本的にゆっくりしていました。(日曜はバスもなかったので)
日本よりずっと気持ち的にのんびりした毎日だったように思います。


(2)生活費(月額)


 


食費・外食含め月2万円ほど(たぶん少し高め)
交通費は学校が近いので町に出ない限りかからない。
水道・光熱費は寮費に含まれていました。
電話代が月平均千円〜2千円くらい?


(3)日本から持参すべき もの

 


フード付きの服・丈夫な傘、ハンガー、洗濯ばさみなど(洗っても干すところがなかった。乾燥機は乾きが悪かったので)、薬
ゆかたを着たら喜ばれました。


(4)日常生活(治安対策 を含め)に関する次回 参加者へのアドバイス


 


学校の中でさえ、夜は少し危険です。冬は3時半から4時には暗くなってしまうけど、外出の時は友達となど。タクシーを上手く使うといいと思います。寮では年度始めはいろいろイベントが企画されていました。説教的に参加してください。
 

 

4.住居(寮・ホームスティ先等)


(1)住所
  電話番号・寮費また  は家賃
 


The Tennis Court, Block 6, Flat 33, Room 3. Edgbaston Park Road,
Birmingham B152RE
0121-257-3331(直通、個室にありました)
40週で£2,290(値上がりしていると思います)


(2)上記住居は次回留学 生に推薦できます  か?
 その理由は?
 


できます。スーパーへの買い物などは少し遠くて不便ですが、学校は近いし、やっぱり周りも学生なのがいいです。私の部屋は改装されたばかりで新しく、それもよかったです。水道、光熱費すべて込みなのもマル。
 

 

6.その他

  (全般的な感想,次回参加者へのアドバイス,本交流計画改善のための提言等)


貴重な機会を与えてくださってありがとうございました。
イギリスでは特に留学生に対する学費がとても高いので、交換留学という形で他の学生と同じ授業を受けることができたことを嬉しく思います。
 

 

 

 

平成13年海外派遣留学報告書

           

                                         人文学府M2 女性  

1.留学


(1)留学先及び留学期間

 


イギリス バーミンガム大学 シェイクスピアインスティテュート
平成13年10月から14年9月


(2)授業内容
  (カリキュラム等)






 


 大学院研究機関であるシェイクスピアインスティテュートでは第1学期にシェイクスピア書誌学と上演史が開講される。第2学期には批評史。シェイクスピアと同時代作家の劇作、マスクに関する特別課題授業。第1,2学期を通じて週1冊テクストを読解、討論する少人数制の授業が行われている。これらはいずれも修士課程のものであり、私は1学期に全授業を聴講。2学期は修士論文作成のための自主研究を行いながら少人数制クラス(テュートリアル)に参加した。なお、自主研究は指導教官を得た。


(3)受入大学のサポート
  体制









 


 私はバーミンガム大学の付属機関に配属していただいたので、メインキャンパスのサポート体制については詳しく知らない。しかし、日本学研究所所長のワトソン氏はとても協力的で、問題があれば連絡するようにと言ってくださった。
しぃくすぴあインスティテュートには、アメリカや日本の大学と違いチューターと呼ばれる学生はいない。研究所は約100人の学生と6人(現在5人)の教官、秘書、管理者、世話係からなり、家庭的で、研究に最適の環境が築かれていた。教官も良心的に学生の所期の目的が達成されるよう協力してくださった。また、留学前には留学生課のレイチェル・キング氏がメールで相談に乗ってくださった。


(4)留学に対する感想








 


(2)に記したテュートリアルでは3週間に一度3000〜4000字のエッセイを提出、これに加え、書誌学の授業では1週間内で読みこなせない読書リストを与えられ、徹夜をしても予習が間に合わなかった。「ネイティブと対等にやろうなどと思うな」という日本での忠告はまったく嘘で、教官たちは彼らの学問的目線から妥協せず、努力を要求した。授業中他の学生、教官の意見を聞き、考え、それに応答する。また自分の見解に対する質問を聞き議論していく。英語でのやりとりは難しく感じるが、妥協の許されないところに進展があったように思う。


(5)留学に関する次回
  参加者へのアドバイス










 


 勉強に限らず、イギリスの社会は万事交渉次第であるように私は思う。自国の文化を持ち込まず、当地の環境に即したコミュニケーションを行う中で目的を達成されることが望ましい。まず自分が何を勉強したいか、どの授業を受講したいか意識しておくこと。受講は担当教官の許可次第であるから、授業の担当教官でない人物から受講できないと言われても、教官に交渉すれば許可される場合が多い。予習復習を欠かさない。イギリスの教育姿勢は「全人教育」を基本としている。結果主義に陥らぬよう、学習の過程を重視すること。結果はついてくるもの。聞き取りが苦手な場合は、録音機を持参し、後で確認出来るようにしておくとよいかもしれない。
 

 

2.事前手続き(申請,ビザなど)


(1)申請の手順







 


 必要書類は留学生課を通して送られてくるので、スタッフの方と密に連絡をとること。申請のためこちらで用意する者はTOEFLのスコア、英文の預金証明(200〜300万程度)と留学中の資金援助を約束する保護者あるいは保証人の手紙、英語による成績証明書等。成績証明書は申請後1,2週間ほどかかるため、早めに申請しておく。
 また、パスポートを持っていない場合は、これも申請する。受け取りまで一月かかる。
 

 


(2)ビザ取得について
(ビザの種類,手続き他)


 


イギリスに留学する場合、滞在ビザを取る必要はない。もし留学中にアルバイトを希望するなら、学生ビザを取得しておく必要がある。学生ビザについては、イギリス留学のホームページ等で紹介されている。
 

 

3.日常生活


(1)日常生活の概要
 ・感想






 


 ストラットフォードは治安面の問題も少なく、安心して静かに生活できた。下宿、ホームステイ、あるいはアパートで暮らす場合は、入浴、家事に使用するお湯が一日一定量しか沸かせない。共同生活をしたので、常に他の人のことを考えて節約していた。水、お湯の使い方に関してイギリス人は倹約的である。日本での無駄の多い生活を反省させられた。また、紙類、文房具の価格は日本の約2倍(店にもよる)だが、その分食料品(特に野菜、果物、乳製品)が安い。自炊をする限り、食費も日本での生活と大差ない。


(2)生活費(月額)



 


 下宿の部屋代(水道料、空気、ガス代を含む)と食費を合わせて月8万円程度。本学で寮に入る場合はもう少し安く済むのではないか。図書費に最もお金を費やした。2年前から留学の計画を立てる場合は併せて奨学金の申請も行った方がよい。


(3)日本から持参すべき もの


 


 持病がある場合、薬、主治医の紹介状。
変電器(パソコンにも変電機能はあるが、機能せず故障した例がある)シティバンクカード、クレジットカードはあれば便利だが、イギリスの銀行でも作れる。バーミンガムに住む場合、防犯器具。


(4)日常生活(治安対策 を含め)に関する次回 参加者へのアドバイス













 


 渡英前に留学用の保険に入ること。渡英後、銀行で学生保険への加入を勧められるが、これは身の回り品の損傷にしか機能しない。手荷物はレストランで席を立つときも身につけておく。都市を歩く場合、財布、貴重品は手荷物とは別に身につけ、ひったくりに遭った場合など、手荷物は渡してしまって後を追わないこと。後で警察に通報すればよい。犯人を追うのは非常に危険。バーミンガムで寮に入る場合、1階を避ける(これはアンケート用紙に書き添えること)。
 銀行口座は出来る限り学内でStudent Accountを開く。個人で開く場合、Student Accountは開けないと言われ、不利な口座を進められることもあるので、この場合出直して他の銀行を当たるか、Regular Accountを開く。Lloyd銀行が良心的。
 電車のチケットが3割引になるYoung Persons Cardをつくる。
 

 

4.住居(寮・ホームスティ先等)


(1)住所
  電話番号・寮費また  は家賃


 


1.Mrs.Eileen Alberti 4/Clopton Road Stratford-upon-Avon(V376SN)UK (下宿)電話+44 1789 299526
  月260ポンド(約49,000円)
2.3 Clopton Court  Clopton Road Stratford-upon-Avon
(V376TN)UK (アパート 所有者:David Parton
 電話+44 1789 298435  月260ポンド


(2)上記住居は次回留学 生に推薦できます  か?
 その理由は?





 


1.推薦できない。冬の暖房の状態が劣悪。机もなく学生向けの下宿としては不適切。1月半ばに友人の借りるアパートへ引っ越した。
2.推薦できる。暖かく広くて快適に勉強できた。英本側に繋がる運河沿いのアパートで窓から見える風景も美しい。私と友人が暮らしていたときには所有者が留守であったため、空室が2つあった。10月22日以降所有者が戻ってくる。男子学生であれば共同生活が可能。相性もあるので相手と話をして決めるとよい。
 

 

6.その他

  (全般的な感想,次回参加者へのアドバイス,本交流計画改善のための提言等)


 上に色々書いているが、勉強面では学部生、院生の違い、分野の違い等あり、あくまで私の個人的な経験による感想である。経験はそれぞれ違うものなので、留学する本人が自分の目で見て判断しつつ、遭遇する事々から学んでいけばよいと思う。私は留学の機会を与えて頂けたことにより、学問の面でも生活の面でも真新しい場面に出会いつつ、貴重な体験をさせていただいた。何より人々との出会いにより、交流を図る上での言葉の重要性を痛感した。これは英語に限らず日本語にも通じることで、相手の婉曲表現を読みとる能力、こちらの主張を不快感を与えずに表現する知性が意志疎通に求められるように思う。本交換留学制度は、経済的に正規留学の望めない学生にとって大変ありがたい制度であり、お世話くださっている留学生課の先生方、スタッフの方には感謝の気持ちで一杯である。
 次回参加者の方へ
 3(4)に書くつもりだったが、渡英後手術の必要な病気、けがをした場合、一時帰国して治療されることをお勧めする。