SEOUL UNIVERSITY REPORT
   

 

 

 

                           by Kaori Tei

〜ソウル大学の生活〜
ソウル大学は、本当に広くて、山そのものを無理やりに大学に変えているようなもの

です。
大学の背景にはソラク山という山があり(景色が良いので週末の登山をオススメしま

す)、大学内で登山者を見かけることはごく普通です。つまり、坂道が多いということ

です。そのため、学内にはスクールバス、市内バスが走っています。

大学の中心には、郵便局・銀行・サークル棟・歯科・病院(学生は薬代だけ・・?)

・書店・貴金属店などがあり、他にも旅行会社や生活用品店があります。もちろん食

堂はあちこちにありますし、中華料理店や洋食の学食など、それぞれです。カフェも

いくつかありますし、韓国式のカフェもあります。
学食での食券は2500ウォン(約250円)が基本です。

ソウル大学には地下鉄2号線に乗って、ソウルデイプク(ソウル大入り口)で下車し、

3番出口のバス停で413番または413−1番のバスに乗ると学内をぐるりと1周してく

れます。
学生が近場で食事したり遊ぶ時、シンリンノクトゥ(またはナクソンデ)という場所
に行きます。安くて美味しいお店があります。




〜ソウル大学寄宿舎〜
留学生は寄宿舎や、ハスク(いわゆる下宿で、個室&大抵朝・夕の食事つき&バス・
トイレ共有)や、チャチバン(個室&バス・トイレ共有&要自炊)などの部屋を借り
て住みます。

私はソウル大学の寄宿舎に住んでいます。
寄宿舎は夜になるとバスやタクシーがなかなか無くて交通が不便ですが、売店が夜中
の2時まで開いているので、便利です。
寄宿舎内の洗濯室は24時間洗濯機・乾燥機が使えます。コンピューター室は朝8時
から夜23時半までです。プリントアウトやコピーはできますが、たしかファックス
は出来ないので、ファックスを使いたい時は学外に出かけた覚えがあります。あと、

簡単なジムがあったり、クリーニング店があったりします。
寄宿舎は、学部生はみんな相部屋になります。大学院生は、院生用の個室の寮があり
ますが、空き部屋がなければ学部生のように相部屋に住むことになります。
ルームメイトは韓国人になると思うので、良い友達になるといろいろな情報を教えて
もらったりします。でも、生活のリズムが合わない時は、我慢せずに、「こうして欲
しいな」ということを素直に伝えたら良いと思います。
門限はありませんが、入り口に係りの人がいて(本当はアルバイトでしている大学院
生)、外部者の出入りをチェックします。もちろん、私たちの生活で困ったことがあ
れば助けてくれるための方です。
寄宿舎に外部の人が泊まると、泊めた学生は退出することになります(禁止です)。

寄宿舎が一番安い部屋ですが、言葉に慣れたり生活に慣れたら、できればシンリンノ
クトゥや地下鉄のあるソウルデイプクの辺りで、ハスク住まい又はチャチバン住まい
をするのが楽しいのではないかなと思う今日この頃です。
来学期、私自身寄宿舎を出て、普通の街中で後半の半年を過ごそうか迷っています。



〜ソウル大学の授業〜
さて、ソウル大の授業に関しては、毎週の課題がとても多いです。学部と大学院の授
業形態は差があるかもしれません。

私が出席した大学院の授業は、課題の研究書を毎週分担して、担当の学生がレポート
を準備して発表しました。その後、先生の講義を交えながら、学生同志がテーマに関
して意見を交換する、という形でした。

9月の授業開始の時、私の韓国語能力はとても低かったので、教授に挨拶に行って相談

し、特別に易しい課題を出してもらいました。語学能力に関係なく教授に挨拶して、

いろいろと相談に乗ってもらった方が良いと思います。

また、研究室に足を運んで、他の学生に顔を覚えてもらったら良いと思います。無理

にみんなと仲良くなる必要は無いと思うんですが、1人でも2人でも心で交流できる、
信頼できる人に出会うと精神的に学校生活がとても楽になります。

あとは、研究に関して悩みがあるときは、迷わず教授や先輩・友達に相談して、自分
が困っていることをアピールする必要があると思います。ソウル大学の学生は少し忙
しいようなので、助けが必要な時は助けてもらうことを期待せずに、ちゃんと自分か
ら相談すると良いみたいです。


〜ソウル大学の語学学校〜
次に、大学内の語学学校に関してですが、私がこちらに来て知ったことがあります。

それは、交換留学生で大学・大学院の授業を受講していない生徒が、9〜11月または
3月〜5月の語学学校のコースに通うと、1回分だけ10万円の授業が免除されることで
す。


あと、コースは1級から6級まであって、1級は初心者コースです。
2級・3級は文法を中心に習う基礎コースですが、会話をしっかりしたい人には必要な
コースといえます。

私はいま3級なので、以下については友達から聞いた内容です。
3級までの基礎コースを終えると、4級からは生活をもっと楽しむための応用コースに
なります。
4級では慣用句などを習いつつ、いろいろな言い回しを勉強します。教科書を見る限
り、新しい単語が一気に増えます。
5級では発表練習がたくさんあるようです。また、ニュースや新聞を使って勉強し、
上級コースになります。
6級では・・。ちょっと詳しく分かりません。でも発表練習は5級よりも少ないそうで
す。自分の好きなテーマについて30分近くの発表をすると聞いたりもしました。6級
まで行く能力があれば、大学・大学院での授業も相当理解できているはずです。

語学学校は9時から13時まであって、遅刻・欠席・宿題未提出が一定制限を越えると
進級できない、中間・期末試験の総合で70点以下だと進級できない、という約束ごと
があります。でも、普通に勉強していれば、特に問題は無く、友達と楽しく勉強をす
ることが出来ます。

授業の形態は、1時間目は前日の復習、2・3時間目は当日の文法・単語の勉強、4時
間目で会話中心の練習になります。1クラスを3人の先生が担当しています。できるだ
けいろいろな韓国人の発音に慣れてもらおうという方針のようです。各クラスは、性
別・国別のばらつきを配慮して構成されているようです。約14人前後のクラスは、会
話練習のおかげ(?)で仲も良く、授業の後に時間を過ごしたり、私のクラスは仲が
よいので週末に一緒にお酒を飲みに集まったりしました。
10週間のコースが約11万円ですが、時間とお金に相談して、可能なら通ってみても良
いと思います。
私は、語学学校のおかげで、だいぶ生活に慣れることが出来ました。

 


〜よもやま〜
他には・・。いろいろあるんですけど、どんなことを書いたら良いのなら・・。
韓国旅行に関してですが。

私が行った旅行先は、1.チリ山(紅葉が美しい) 2.光州(美味しい料理で有
名) 3.慶州(歴史散策が出来るので一度は行こう!) 4.水源市(世界遺産の
遺跡や、民族村がオススメ) です。韓国では都市の規模が1.ソウル2.プサン 
3.テジョン と言われていますが、基本的にどこも高速バスや汽車で4時間かかり
ます。
旅行は高速バスが安いですが、旅行シーズンになると本当にひどい渋滞に巻き込まれ
ます。しかも、バスの中にお手洗いが無い上、渋滞時はトイレ休憩が4時間後とか6
時間後とかになって、大変な思いをしました。
旅行シーズン(9月のチュソクや11月の紅葉シーズン、1月のソルナル)では速め
に汽車チケットを予約するのがオススメです。

あと、学生なら旅先でヨグァン(旅館)に泊まっても良いと思います。いくつかのヨ
グァンを回って交渉すれば、少しまけてもらって1室2万ウォン〜3万ウォン(2千
円〜3千円)で泊まれるでしょう。