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九州大学海外派遣留学生 最終報告書 |
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留学先大学名 |
University of Michigan, Ann Arbor (国名:アメリカ合衆国) |
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留学先学部名(またはプログラム名) |
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留学期間 |
2004年9月〜2005年4月 |
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学部/学府・年次 |
21世紀プログラム課程 |
4年次〜5年次 |
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留学により卒業または修了が遅れる見込みの有無とその期間 |
有 (期間: 一年間) |
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遅れる見込みの方はその理由を書いてください (NO.に○印をつける) |
@.4年次に留学したため |
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4.その他(具体的に記入) |
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卒業を遅らせないためにどのような配慮や工夫をしましたか? |
卒業が遅れることは気にしませんでした。 |
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進路の予定 |
A.大学院進学 |
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1.留学先大学について |
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授業(カリキュラム等)の概要について |
ミシガン大学の学部レベル(Undergraduate)は、工学、建築とアートとデザイン、演劇とダンスと音楽、運動学そしてその他の社会科学、自然科学系学問が学べるLSAという大きく分けて5つのスクールで構成されています。九大からの留学生は最後のLSAに所属することになりますが、他のスクールの講義を取ることは可能です。私は主に社会科学系のコースを履修しました。ミシガン大学では週1時間のクラスを1単位として数えるのが基本で、一つのコース(授業と考えてください)を取ると大体3単位から4単位分のクラスがあります。例えば私が履修した国際政治学は火木に1時間の講義、木に1時間のディスカッションで合計3単位ということになります。フレッシュマン用のコースは大体ディスカッションがあります。ディスカッションは大きなクラスの場合は大学院生が指導します。高年次のコースになるとセミナーなどのディスカッションを中心としたものもあります。私はデザインスクールのコースも履修しましたが、こちらは実習が中心となります。私が履修したものはGraphic Design 5といって、実際にクライアントを設定して10人がチームになって総合的なデザインプロデュースを行うというものでした。このようなコースではデザインの技能だけでなく、コミュニケーション能力も必要とされます。九大からの留学では秋学期と冬学期の2セメスターを過ごすことになると思います。ビザの関係上最低各学期12単位を登録しなければいけないため、1学期に3つから5つのコースを取ることになると思います。評価は厳格に行われます。基本的には中間試験(mid-term)、期末試験(final)、レポート(paper, projectなど)で評価され、出席率や複数回行われる小テスト(quiz)が評価の対象となることもあります。 |
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留学先大学のサポート体制について (語学面/勉学面/精神面/住居・生活面など) |
語学面 留学の最初期に英語能力を測定するテストを受け、その結果を元にアドバイザーと相談してELSという付属の語学学校で英語のクラスをとることができます。発音や文法、エッセイライティング、プレゼンテーションなどを学ぶことができ、単位も取得できます。但し負荷が大きい割に単位は1か2しかもらえません。これ以外では自分が書いたペーパーをボランティアの学生に添削してもらえるサービス(Sweetland
Writing Center)もあります。 勉学面 授業を担当する教員は非常に丁寧に指導してくれます。オフィスアワーが厳密に運用されていて、それ以外でもアポイントメントを取れば分からないことを納得するまで受け付けてくれます。忙しい教員でもメールなどで親切に対応してくれます。また学生のグループ(fraternityやsorority)が個人指導などの無料サービスをしていたりしています。 精神面 留学生に限らず、ミシガン大学ではカウンセラーやアドバイザーを気軽に利用することができます。勉強で行き詰ったり人間関係に悩んだりした学生が良く利用しているようです。 健康面 ミシガン大には非常に大きな大学病院がありますが、学生はその出張所のような病院(UHS: University Health Service)を利用できます。非常に充実していてほとんどの科目で一流の医療を受けることができます。対応もすばらしいです。留学生は月70ドルほどの保険に入りますが、これに入っておけば軽い怪我や病気なら無料で治療してもらえます。薬も処方してもらえます。私は運動中に足を捻挫したりしましたが、無料の送迎サービスなどが利用でき非常に便利でした。 全体的にミシガン大学は留学生に対するサポートが充実していると言えると思います。不足もなく、過剰でもなく、非常に洗練されていると感じました。ミシガン大学自体、学生の多様性を重視しており、外国からの留学生が非常に多いです。そのため留学生のためのオリエンテーションが行われ、アメリカのスーパーマーケットでの買い物の仕方など生活方法を一通り教えてくれます。このオリエンテーションは非常に楽しめる構成になっており、様々な演出やスピーカーの話を聞くと、留学生が抱いている不安や期待を知り尽くしているなと感心しました。スタッフの数も多く親切で、オフィスもオープンな雰囲気で気軽に相談などができると思います。 |
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留学先大学に対する感想 |
ミシガン大学では州立大学のトップをバークレーと争っているほど評価が高い大学ですが、実際に行ってみてその環境のすばらしさ、学生の多様性や勉学に対する意識の高さ、教員の教育力の高さには驚かされました。 大学があるAnn Arborという町は人口が10万人ほどですが、その半分以上が大学関係者であるといわれているように大学のためにある街で、学生が生活するには理想的な環境でした。24時間開いている図書館や深夜営業のカフェはいつも学生でいっぱいです。他にも学習に使えるラウンジが多数あり、勉強する場所に不足はしません。キャンパス全体が勉強するために作られていて、気持ちよく勉学に集中できます。かといって勉強ばかりではなく、週末のfrat partyやクラブやバー、無料で使える大規模なフィットネスジム、広大な芝生のフィールドで運動してストレス発散ができます。学生たちは勉強会や共通のバックグラウンドごとのグループを作って日々活動しています。私はIAS(International Affairs Society)に所属して、モントリオールで行われたModel United Nationsに参加してきました。福岡のように繁華街がある街ではないので、学生たちは自らの手でアミューズメントを作っている感じです。 ミシガン大はアメフト、バスケなどが強いので、それらの観戦も非常に大きなアトラクションです。特にアメフトは強く、シーズン中は11万人収容のスタジアムがいつもいっぱいになります。アメリカの大学全体にいえることですが、学生たちは愛校心が強く、必至でミシガンを応援し日常的にミシガン大グッズを身につけています。最初このような雰囲気は非常にうらやましく思えましたが、最終的には私自身もその中の一人になっていました。 教員はいくつかの分野でその道の権威と呼ばれる教員がいます。基本的に教員も大学のすぐ近くに住んでいるため、キャンパス内で顔を合わせることも多く、質問や話をしやすい雰囲気があります。また、講義に対するエネルギーが一様に大きく、良くオーガナイズされた授業計画が最初に提示され、それに沿って講義が進むため勉強もしやすいです。自分の研究をする暇があるのだろうかと思うくらいよく準備された授業を受けることができます。 留学生としてはあまり意識することはないと思いますが、ミシガン大学は学費が非常に高く(年間5万ドルほど)、学生も教員も常にコスト意識を持って勉強しているのが印象的でした。 |
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同じ大学への留学を希望する人たちへのアドバイス |
ミシガン大学はまさにアメリカの総合大学、といった感じの大学です。学生のバックグラウンドや価値観は多様で、キャンパス内において日々複数のカルチャーがぶつかったりすれ違ったりしていくのを見ることができます。ですから、勉強だけではなく、学生同士の社交の輪にも積極的に入っていくようにするとより充実したものになると思います。 今留学しようかどうか迷っている人や、行きたくても金銭的な問題や英語力の不足などで申請を躊躇している人がいるかもしれません。私もその一人でしたが、絶対に行くんだという気持ちがあれば全ての困難は克服できます。万難を排して行くべきです。そして行ってみて、今まで自分が当然のことだと考えていたことや、自信、将来のビジョンなどが揺さぶられる経験をしながら、生涯の友を得て、新しい自分になることができます。この経験は、余分に一年を過ごしたりするリスクに対するリターンとしてはとてつもなく大きいものです。ミシガン大での一年を過ごした経験から、いま留学をしようか悩んでいる人には「絶対いったほうが良い」といいたいです。 |
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2.事前手続き(ビザ申請など) |
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ビザの種類 |
F-1 |
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ビザ申請先 |
アメリカ合衆国大阪総領事館 |
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必要書類、手続き方法 |
大使館のウェブサイトからPDF版の必要書類(詳細はウェブサイトを参照してください)をダウンロードし、同時に面接の予約を行う。記入を済ませた必要書類と大学側から届く書類などを持って総領事館で面接を受ける。 |
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手続きに要した時間 |
2週間ほど。 |
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その他必要な事前手続き |
アメリカのビザは突然、そして頻繁に手続き方法やルールが変わるため、できるだけ早いうちに手続きを始めたほうが良いと思います。 |
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3.日常生活 |
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日常生活の概要、感想 |
平日は授業のあと図書館やラウンジで勉強。金曜日と土曜日はパーティーやクラブやバーでストレス発散。日曜はゆっくりしつつ勉強というのが基本的なサイクルです。アミューズメントはいろいろあるので、早めに一緒にchill outする友達を見つけておくと楽しい日々が送れると思います。社会科学系や人文科学系のクラスではこんなにこなせるのかというほど膨大なリーディングアサインメントが出ます。最初は無理を承知で読んでいましたが、ネイティブの学生たちを見ると、重要な文献だけを選んで読んでいて、私もそれに合わせました。全部読んでる?と聞くと、「まさか」という答えが常でした。要領を掴むまでが大変だと思います。 学生の食事はピザとサンドイッチが基本です。私は朝食、夕食を自炊していました。歩いていける範囲にマクドナルドはありません。ウェンディーズはあります。車で20分のところにスーパーマーケットがあり、日本食を買うことができます。ピエトロドレッシングが普通に売っています。 |
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生活費(月額)及びおおよその内訳 |
約15万円 内訳:6万円(住居費、寮、2人部屋)3万円(参考書、コピー代、プリント代)7千円(保険)3万円(食費)2万円(遊興費) |
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日本から持参した方がよいもの |
ラップトップコンピュータ(無線LAN対応のものが良い:学内では何処でもネットにつなぐことができ、履修登録や授業の連絡、文献の入手などほぼネット上で行うため) 包丁(アメリカのものは切れません) |
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これから留学する人への、日常生活(治安対策を含め)に関するアドバイス |
キャンパス内で生活する分には自転車や徒歩、学内のバスで事足りますが、やはり車があると買い物が楽になります。早めに車が使える友達を見つけるか、自分で車を買うことをオススメします。治安は心配しなくて良いと思います。事件らしい事件は聞いたことがありませんでした。(記憶に残っている事件は薬の飲みすぎで学生が寮で死んでいた事件、勉強しすぎて精神的に参った学生が高層マンションの窓から家具を投げ落としていた、といったものくらいです。) 食費は外食を減らせばかなり圧縮できると思います。しかし勉強が忙しい時期は自炊する時間がなく、ついつい外食で済ませてしまい出費がかさみがちです。 勉強は大変だと思いますが、ミシガンには全米一の評価を得たビジネススクールやロースクール、パブリックポリシースクールなど優秀な学生が集まる大学院があり、セミナーやさまざまなイベントを行っています。それらに参加することで見聞が広まり、人脈もできますので積極的に参加してみてください。 Ann Arborはシカゴやデトロイトなど交通の要衝に近く、旅行しやすい立地です。旅行があまり好きでない人も、他の都市を見てみるのはとても楽しいものになると思います。 The Face Book(http://www.thefacebook.com)というソーシャルネットワークサービスがありますが、そこに登録しておくと、同じ大学の同じ授業を取っている人や同じ寮に住んでいる人、興味関心が同じ人が見つかるのですぐに友達が見つかるかと思います。 |
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4.住居、生活環境 |
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住居の種類(○印をつける) |
寮 |
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住所/ 電話番号 |
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費用(月額) |
$550 |
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どのようにして見つけたか |
留学前に大学側から送られてくるパンフレットにて。 |
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次期留学生に推薦できるかどうか、およびその理由。 |
できます。数ある寮の中ではもっとも綺麗で使いやすい寮だと思います。他の寮と違い、フレッシュマン以外にも高学年の学生がいて、静かで落ち着いた感じです。寮なのイベントも盛んだし、住人はフレンドリーで友達ができやすいと思います。但しキャンパスから少し離れています。(去年から15分間隔のシャトルバスができ、5分でセントラルキャンパスにいけます。)近くにThe Arbという森の中の広場があり、散歩や運動に利用できます。 |
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留学生活を送る上で次期留学生に伝えたい地域情報、生活情報 |
21歳未満の人は、この地域では絶対にお酒を買うことはできませんし、バーやクラブにも深夜は入れません。 |
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5.準備段階や留学中に役に立ったウェブサイト |
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サイト名 |
URL |
コ メ ン ト |
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英辞郎 |
http://www.alc.co.jp |
日英辞書サイトです。日常表現や専門用語など大体見つかります。レポート作成の強い味方になります。 |
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6.その他の特記事項 |
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