九州大学留学生センター 小山悟研究室
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 日本語教育教材
 研究書籍
  1. CONTENTS

  2. I.インデックス

  3. II.教育活動

  4. III.研究活動

  5. IV.出版活動

  6. 1)日本語教育教材

  7. 2)研究書籍

  8. V.社会活動

  9. VI.情報発信

J. BRIDGE for Beginners Vol. 1

(レベル:初級前半)

内容紹介

第二言語習得理論と実践を結びつけた画期的教材『J.Bridge』の初級編がついに登場! 学習者の気づきを意識化させ、運用力につなげる、初級には今までになかったタイプのテキストです。身近なトピック7つを3つのステップで繰り返すことにより、復習と新項目の導入を繰り返し、自然な運用力の向上を目指します。話題も豊富で飽きることがなく、楽しみながら身近な日本語を習得可能。初級は全2冊完結予定です。vol.2にもぜひご期待ください。

(凡人社のホームページより)


書評

約5年前に出版された「ジェイブリッジ」というテキストは、知識と運用のバランスを目標とした、初級から中級への橋渡し(ブリッジ)教材です。出版当時の新刊紹介で、溝に橋をかけることよりも、溝を埋めることの重要性を訴えた記憶があります。これについて著者より、教育者として、目の前に横たわる単純な文法積み上げ式学習によって掘られた溝に対し、即効性のある対策として橋をかける現実的な対応がなされねばならないこと、溝を掘らないような初級での取り組みは、今後の重要な課題であるという旨の回答をいただきました。それが今、本書の登場をもって現実のものになったのでしょうか。今回出版されたのは、初級編の前半にあたるVOL.1です。本書の特色はやはり第二言語習得研究の成果を初級日本語教育に取り込こもうとしたことにあります。具体的には、初中級版と同様、スパイラルカーブの構成をもった「トピックシラバス」を軸に学習をすすめることと、インプットからアウトプットにいたる過程に、学習者による「気づきのプロセス」を取り込んでいることです。簡単に言えば、トピックにもとづいた絵を見て学習者に表現をさせた後、CDを聞かせたり、文として提示をしたり、表現の修正を気づかせるという方法に、実際の運用を想定したタスクをからませたものといえます。こうした考え方は最近の様々な教材、とくに初級教材や会話教材に取り込まれた新しい潮流です。学習者の日本語使用を前提に考えた日本語教育のムーブメントの当然の帰結といえばそれまでですが、実際の使用にあたってはこれまで以上に指導者の力量が問われる類の教材であることに間違いはありません。それゆえ、使用の有無はともかく、ぜひ目を通しておいて欲しいテキストの1つです。最後に、本書のタイトルが「ジェイブリッジ」であることは本書の内容と位置づけに矛盾しています。出版されてしまったのでもう仕方ないのですが、残念でなりません。

(そうがく社のホームページより)


J. BRIDGE for Beginners Vol. 2

(レベル:初級後半)

内容紹介

Vol.2出版に当たって春の学会でお披露目しました凡人社の新刊『J.Bridge for Beginners vol.2』。初級の段階から実際の運用力が備わった日本語を学べることをコンセプトにできた内容面重視の初級教科書『J.Bridge for Beginners vol.1』につづく完結編。ただただ習った文型項目で味のない会話練習をしていても、普段の生活に生かせない、学習者のやる気がなくなってしまう・・・。そんな悩みも「J.Bridge for Beginners」で解決。ストーリー仕立てとなっていて、ドラマ性たっぷり。ちょっとベタなストーリー展開だけど、新しいことが大好きな人や楽しい授業がしたい! 明るいクラスにしたい! なんていう人にはピッタリの初級教科書です。

(凡人社のホームページより)


J. BRIDGE to Intermediate Japanese

(レベル:初中級)

内容紹介

このテキストは、初中級者対象の日本語テキストとしては初めてのトピック・シラバスのテキストで、留学生たちが8つのトピック(①Introducing、②Taking a Trip、③Cross Culture、④Future、⑤Mystery、⑥Best Partner、⑦Food &Health、⑧Education)について話したり、聞いたり、書いたり、読んだりしながら、徐々に日本語の運用力を伸ばしていくことができるようにデザインされています。日本人はよく「英語を読んだり書いたりするのは上手だが、聞いたり話したりするのは不得手だ」と言われますが、日本語について同じような問題を抱える留学生たちのためのテキストと言えば、わかりやすいでしょうか。今日本語を学習している留学生だけでなく、留学生たちが日頃どのようにして日本語を学んでいるのかに興味を持っている日本人の学生のみなさんにも、一度手に取ってご覧いただければと思います。

(『九大広報』26号より)

プロフィシェンシーを育てる

内容紹介

「日本語ができる」ということについて「プロフィシェンシー」という概念で追究した1冊。「プロフィシェンシーって何?」「どう測る?」「どう育てる?」という三つの観点から、日本語教育、英語教育、教材開発や年少者教育、第二言語習得研究など様々な分野の第一人者がわかりやすく論じます。「セルフチェックシート」や「タスクシート」(教材例)付き。理論と実践がつながります。

(凡人社のホームページより)

目次(注.所属は出版当時)

【第1部】


【第2部】


【第3部】



言語と教育

内容紹介

本書は2001年7月18日に急逝された南山大学名誉教授駒井明先生の追悼論文集です。生前、先生と親交の深かった国内外の先生方から論文を御寄稿いただき、およそ2年がかりで出版まで漕ぎ着けました。その内容は言語学や日本語教育はもちろん、日本文化論や留学生教育にまで及び、先生がいかに幅広い分野で活躍され、多くの人から愛されていたかがわかります。ぜひ御一読ください。


目次(注.所属は出版当時)

【言語編】

  1. 1.井上和子(神田外国語大学) 格助詞の交替現象 -「から」を中心に-

  2. 2.曽我松男(名古屋外国語大学) 動詞下位分類と意味特性「変化」

  3. 3.三浦 昭(ウィスコンシン大学) 現代日本語の諸変化 

  4. 4.久野 暲(ハーバード大学)・高見健一(東京都立大学)「降りさえ雨がした」はなぜ不適格文か

  5. 5.牧野成一(プリンストン大学)意味論、統語論、比喩化の接点としてのNI-受動文とKARA-受動文

  6. 6.ライマン・オバタ・エツコ(アリゾナ州立大学)日本語表記―現状と未来:小・中学校教科書のABC文字

  7. 7.ウェスリー・M・ヤコブセン(ハーバード大学)日本語における目的表現に関する一考察-「ために」「ように」「のに」を中心に-

  8. 8.トーマス・ローリック(スミスカレッジ) Mountain Villages in the Tale of Genji

  9. 9.土岐 哲(大阪大学)  ミクロネシア、ポナペ島に残存する日本語の音声

  10. 10.鹿島 央(名古屋大学)  日本語リズム単位の音響的実現について

  11. 11.町田奈々子(南山大学) 日本語の「に」直接受け身に関する一考察-無生物主語を持つ場合


【教育編】

  1. 12.筒井通雄(ワシントン大学) 日本語教育における品詞再考

  2. 13.ロバート・ラッセル(ブリガムヤング大学) Fluency-Related Variables in the Loss of L2 Japanese Skills 

  3. 14.矢野安剛(早稲田大学) 応用言語学研究:経過と展望

  4. 15.岡崎敏雄(筑波大学) 年少者の日本語教育における学習のデザイン-日本語学習言語習得と母語保持の統合的展開-

  5. 16.岡崎 眸(お茶の水女子大学)「共生言語としての日本語」教育-その具体例と意義-

  6. 17.尾崎明人(名古屋大学) 地域型日本語教育の方法論試案

  7. 18.マキ・ハバード(スミスカレッジ) To Repeat or Not to Repeat? 

  8. 19.坂本 正(南山大学) 日本語教育と第二言語習得研究の接点を求めて

  9. 20.倉地曉美(広島大学) 日本の大学における学生のこころの問題についての教師の対応

  10. 21.田尻英三(龍谷大学) インドネシアの日本語教育のための基本資料-対照研究の視点から-

  11. 22.山下明昭(香川大学) 日本語教育における論文指導の一考察

  12. 23.横溝紳一郎(広島大学)「学習者中心の日本語教育」への試み

  13. 24.小山 悟(九州大学) 日本語のテンス・アスペクトの習得における普遍性と個別性


駒井明先生のこと                  名柄 迪

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