交換留学について

九州大学では、平成8年度から学生交流協定を締結している外国の大学へ学生派遣を開始し、留学を推奨しています。
この派遣制度は「学生海外派遣留学制度」といい、この制度による留学を一般に「交換留学」と呼んでいます。
 
目 次
1.交換留学には2種類あります
2.交換留学の特徴は?
3.留学可能な大学(九大が学生交流協定を締結している海外の大学)
4.希望すれば誰でも交換留学できるのでしょうか?
5.学内選考はいつ頃、どのように実施されるのですか?
6.外国語はどの程度できたらよいですか?
7.交換留学の場合、費用はどのくらいかかるでしょう?
8.交換留学に適用される奨学金制度
9.交換留学奨学金への応募方法は?
10.渡航費補助制度もあります
11.渡航費補助制度への応募方法は?

12.留学の計画をたてるにあたって

13.その他の注意すべきこと
14.学内で留学準備のトレーニング!
15.情報を広く集めるには?

1.交換留学には2種類あります                                   
学生交流協定には2種類あり、大学と大学の間で結ぶ協定【大学間学生交流協定(全学協定)】と、
部局(学部、学府、研究院)と部局の間で結ぶ協定【部局間学生交流協定】があります。
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種類 対象 相談窓口
@大学間学生交流協定に基づき留学するケース 全学の学生 国際交流部留学生課
A部局間学生交流協定に基づき留学するケース 当該部局(学部、学府)の学生
(21世紀プログラムの学生はケース毎に協議)
所属学部の学生掛
 
2.交換留学の特徴は?  
留学期間
1年以内
授業料 一部の学生交流協定校を除き、九大に在学していて授業料を納めていれば、留学先で授業料、検定料、入学料を納付する必要がありません。
また、多くの場合留学中の宿舎などについても便宜が図られることになっています。
その他 交換留学は、学籍上「留学」となり、留学先大学で取得した単位および在学期間は、九州大学の卒業要件として取り扱われます。ただし、取得単位の認定については、所属学部の教授会等で審査があり、どこまで認定されるかは教授会の判断となります。 (戻る)

3.留学可能な大学(九大が学生交流協定を締結している海外の大学) 
こちらの表をごらんください。

大学間学生交流協定校一覧   大学間、部局間別学生交流協定校一覧    (戻る)

4.希望すれば誰でも交換留学できるのでしょうか?  
学内選考が実施され、「九大として派遣するに相応しい」と判断された学生が交換留学の候補者となります。
ただし、この段階ではあくまでも候補者であり、その後各海外大学へ申請手続きを行い、最終決定は先方の大学が行います。(戻る)

5.学内選考はいつ頃、どのように実施されるのですか?  
毎年7月上旬に国際交流部から各学部、学府の学生掛あて、交換留学希望者の募集通知を送りますので募集通知が掲示板に貼りだされます。
希望者は概ね9月初旬の申請締切までに、申請書、希望国の言語による志望動機、成績証明書等の書類を学生掛に提出します。
提出された申請書類等をもとに、9月下旬に学内面接・選考が行われます。(なお、応募人数によっては面接の前に書類選考を行うこともあります。)

申請用紙は、学生掛で入手可能なほか、夏の留学説明会(7月上旬開催)でも配付しますし、このHPからもダウンロードできます。

学内面接の方法は、原則として、各国・地域ごとによる合同面接です。
面接の日程等は各学部学生掛を通じて連絡があります。

面接は、留学希望先の言語で行い(英語圏以外の国でも英語プログラムを希望する学生には英語で面接)、「留学目的をしっかりともち九大が派遣する交換留学生としてふさわしい人物か」「留学にふさわしい語学力があるか」などを審査します。

(注)申請者が多数の場合は、書類選考により一次選抜を行い、選抜された者のみが面接を受けることとする場合もあります。 (戻る)

6.外国語はどの程度できたらよいですか?  
英語圏の大学(非英語圏の大学の英語プログラムを含む)では、TOEFL-CBT(コンピューターテスト)で213点以上、TOEFL-PBT(ペーパーテスト)で550点以上の点数が受入れ大学から要求されます。

○大学間学生交流協定校の要求スコアはこちらの表をご覧ください。→大学間学生交流協定締結校 申請書等一覧

10月の学内申請時までにTOEFLを受験し、できるだけこの条件をクリア−しておく必要があります。
(TOEFLの受験情報はこちら→CIEEアールプロメトリック

なお、10月の学内申請の段階では、TOEFL-ITP(ペーパーテスト形式の模擬試験)のスコアも認められます。この模擬試験TOEFL-ITPは九大キャンパスでも大学生協が年4回程度実施しています。

英語圏以外の大学では、英語プログラムが無い場合、当該国の言語についての語学力が要求されます。中国の大学では一般にHSK(漢語水平考試)6級以上を要求する大学が多いです。(主に中国語をトレーニングする漢語生の場合は、HSK成績の要求はありません。)
ドイツ、フランス、韓国等の大学では当該語学検定などのスコアを要求されることはありませんが、いずれの場合も充分な語学力がなくては、授業についていけません。留学しようと心に定めたら、集中的なトレーニングを考えるべきでしょう。 (戻る)

○各外国語の検定・資格案内(言語文化研究院「外国語のすすめ」より抜粋〜PDFファイル〜)はこちら

7.交換留学の場合、費用はどのくらいかかるでしょう?  

協定校への交換留学の場合、一部の大学を除いて授業料不徴収の取り決めがあり、九大の授業料を納めていれば留学先で納入する必要がありませんので、当該国での宿舎費、食費、交通費や書籍代などを含んだ生活費と、往復の航空運賃を用意すればよいでしょう。
生活費は国によって異なります。(人によっても大きく異なりますが・・)参考までに、過年度の交換留学生のデータをいくつか挙げます。 
なお、過去の交換留学生の報告書をトップページの「Information」欄に掲載していますので、それも参考になると思います。(戻る)


【参考】過去の交換留学生の生活費(1ヶ月あたり)  

アメリカ 11万〜15万円 イギリス 5万5千円〜11万7千円
韓国 5万4千円〜8万円 中国 5万8千円(13年度)
ドイツ 7万5千円〜12万円
(ミュンヘン大学)〜8万5千円
オーストラリア 6万7千円(13年度)
フランス 5万円〜11万3千円 *中国、オーストラリアは1名しか例がありません

8.交換留学に適用される奨学金制度  

1.日本学生支援機構短期留学(派遣)制度奨学金 

月額8万円、例年4〜5名〕

2.九州大学全学協力事業基金による奨学金 

月額8万円、20名 (うち10名は21世紀プログラム)
3.ASEP(アジア学生交流プログラム)
4.ソウル大学校との学生交流プログラム 月額72万ウォン、1名

5.ミュンヘン大学派遣留学生に対するDAAD奨学金 

月額486ユーロ (同上 約6万3千円)、1名
6.ホーエンハイム大学派遣留学生に対する
  バーデンヴュルデンベルグ州奨学金
   
月額400ユーロ支給、1〜2名
(農学もしくは経済学分野の大学院生対象)
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9.交換留学奨学金への応募方法は?  

大学間学生交流協定校への交換留学に申請する人は、これらの奨学金について、とりたてて応募手続きをする必要はありません。
前述の学内選考に通り、推薦が決定した者全員が自動的に1〜7の各奨学金制度への応募者となります。(ただし、外国人留学生は1のみ対象となりません)

○部局間学生交流協定校へ交換留学する人は、交換留学自体の申請、選考が当該部局において行われますが、1と2の奨学金には応募可能です。応募したい場合は、所属学部、学府の学生掛に申し出てください。(戻る)

10.渡航費補助制度もあります  

奨学金以外に、九州大学では、渡航費の一部を補助する制度もあります。

1.九州大学創立80周年記念事業による渡航費補助(上限10万円を1回)

2.九州大学全学協力事業基金による渡航費補助(上限10万円を1回)  (戻る)

11.渡航費補助制度への応募方法は?  

(上記1)は奨学金の場合同様、大学間学生交流協定校への交換留学学内選考に通り、推薦が決定した人と、部局間学生交流協定校へ交換留学する人が応募可能です。その人たちを対象に、各学部、学府へ募集通知がとどきます。

(上記2)は、交換留学生選考の際に、受給者を決定します。 (戻る)

12.留学の計画をたてるにあたって  

欧米の大学などの多くは9月に新学期が始まります。学年暦が異なるので、留学の計画は早めに立てておかないと4年間で卒業するのが難しくなります。

次の表はアメリカと韓国へ交換留学のモデルケースです。

アメリカへ留学する場合のシミュレーションへ
韓国へ3月に留学する場合のシミュレーションへ
卒業を遅らせずに留学するには、単位もきっちりと揃えておかねばならないので、計画性と根性が必要ですね。(戻る)

13.その他の注意すべきこと  

留学期間中、本学所属学部、学府で必修科目を修得する必要のある学生は、指導教官あるいは所属学部、学府の学生掛と相談を行う必要があります。(卒業単位との関係上)

現3年生は留学時は4年生であり、通常欧米の大学は9月から翌6月まで授業が行われており、原則3月での卒業が出来なくなります。(場合によっては、6ヶ月留学も先方大学が了承すれば可能です)また、大学院へ入学を考えている場合は、入試時期との関係で注意が必要になります。

外国の大学で修得した単位の認定方法については、各学部により差違があります。概ね留学終了報告書、留学先大学の単位認定証明書、シラバス等を求められその資料に基づき認定作業が行われます。事前に各学部学生掛へ確認しておくことを勧めます。

日本学生支援機構の短期留学推進制度の奨学金を受給する学生は、日本育英会の奨学金との併給はできませんので、日本育英会奨学金は休止となります。学務部学生生活課で所要の手続きが必要となります。

(参考)交換留学ではなく、私費で留学する場合は、日本育英会の奨学金は、留学中でも継続となりますので、学務部学生生活課で所要の手続きを行ってください。 (戻る)

14.学内で留学準備のトレーニング!  

九大の留学生向けに開校されている英語による授業に、九大生も参加することができます。

九州大学の短期留学プログラムJTWと、外国人留学生向けサマープログラムATWの授業が、全学教育科目として九大生にも開放されているのです。

参加するには授業が理解できるだけの英語力(概ねTOEFL530以上)が必要ですが、留学先での「すべて英語だけ」で行われる授業を事前に体験できます。留学までは考えていない人も、「学内で留学気分」を味わうことができます。

ただし、申込だけして受講しなかったり、中途で脱落したりするのは講師や周りの受講者にたいへん迷惑ですので、受講申込みは慎重に行ってください。

これらの授業のシラバスや時間割は、開講時期が近づくとJTWATWそれぞれのホームページに掲載されます。(戻る)

15.情報を広く集めるには?  

国際交流部では九大生を対象に、「海外留学に関する各種情報」を『海外留学メールマガジン』としてEmailで配信しています。留学に興味のある人は、是非登録しましょう。 
登録方法は次のとおりです。

1.九大生のみなさんには国際交流部から「学生番号@s.kyushu-u.ac.jp」へ登録案内のメールを送っていますので,登録希望者はそのメールから登録してください。

2.プロバイダまたはフリーメールなどのメールアドレスを使っている人は,次のところにアクセスして,登録手続きを行ってください。
http://intl.jimu.kyushu-u.ac.jp/mm/help/help.html

3.国際交流部の窓口でも登録できます。


留学先大学についての情報収集には各大学のホームページや図書館の留学情報コーナーを利用しましょう。大学間学生交流協定校のホームページはURLが協定校一覧についてますので、参照してください。

また、留学関係雑誌が図書館と国際交流部に設置されていますので、おおいに活用しましょう。  (戻る)

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