九大生向け留学情報

交換留学

1. 交換留学とは?

交換留学とは、九州大学が海外の大学と締結した学生交流協定に基づき、1学期から1年以内の期間で締結先大学に留学する制度です。留学期間中は在学扱いとなり、九州大学に授業料を納めていれば、留学先大学では授業料を徴収されません。留学先大学で取得した単位は帰国後、所属学部・学府に申請し、認められれば九大での単位として取り扱うことができます。交換留学には大学間交換留学(大学間交流協定校への留学)と、部局間交換留学(部局間交流協定校への留学)があります。

大学間交換留学

協定:大学間学生交流協定
対象:全学の学生
窓口:国際部留学課

部局間交換留学

協定:部局間学生交流協定
対象:当該部局(学部・学府)の学生
窓口:所属学部・学府の学生担当係

協定校ごとに「交換留学枠」と呼ばれる交換学生数の上限人数を取り決めています。しかし、交換留学は相互に派遣と受入れの人数バランスを保つ必要があるため、「交換留学枠」で定める人数が交換留学できるわけではありません。実際に留学できる人数は、毎年、九大と協定校が相談のうえ、交換留学枠の範囲内で決定されます。

2. 大学間交換留学

大学間交換留学7つのいいね!

いいね① 世界トップレベルの大学の学生と出会える!

協定校には有名大学も多数あります。世界トップレベルの学生達と切磋琢磨し、将来につながるネットワークづくりも可能です。

いいね② 経済的負担が少ない!

九州大学の授業料を納入することで、留学先の授業料を納める必要はないため、留学費用の負担が少なくすみます。

いいね③ コミュニケーション力アップ!

留学先では、様々なバックグランドを持った人々と関わります。そうすることで、語学力としてのコミュニケーション力だけではなく、多様化する社会に適用する力を育むことが出来ます。

いいね④ 安心感!

交換留学は留学が正式に決定するまで、九州大学留学課が留学先大学と連絡を取りながら手続きを進めます。相談にも対応する為、個人留学に比べて格段の安心感があります。

いいね⑤ 留年なしでの留学も可能!

留学期間中に取得した単位は、所属の学部・学府に認められれば互換することも可能です。「留学したい」と「4年で卒業したい」を同時に叶えることもできます。(※学部によって要確認)

いいね⑥ 全学部生・学府生が応募出来ます!
いいね⑦ 応募のチャンスは年に2回あります!

学内募集

大学間交換留学の募集は、年に2回行っています。

第1回募集
  • 募集開始時期:7月頃(※募集の日程は変更になる可能性があります。)
  • 申請可能な留学先大学:全ての大学間学生交流協定校
第2回募集(追加募集)
  • 募集開始時期:翌年4月頃(※募集の日程は変更になる可能性があります。)
  • 申請可能な留学先大学:第1回募集後、枠が残っている大学間学生交流協定校
募集案内
  • 海外留学メールマガジンで配信(学生ポータルに掲載)
  • Global Gatewaysへ掲載
申請方法

  • Moodleから留学課へ直接提出。
    (Moodleのコースリンクは募集要項で確認ください。)

申請締切

2024年第1回募集締切:2023年11月15日(水)17:00(厳守)
※期限を過ぎての申請内容の変更及び書類の追加提出は一切受け付けません。

募集要項

学内説明会

7月頃に大学間交換留学募集説明会を開催しています。
大学間交換留学とは?いつ、どのような手続きが必要なの?留学するにはどのくらいの学力、語学力が必要なの?費用はどのくらいかかるの?など大学間交換留学の疑問について説明します。

2024年度募集説明会チラシ

2023年7月14日実施分はこちらから視聴可能です。
https://moodle.s.kyushu-u.ac.jp/course/view.php?id=29990#section-2

学内選考

大学間交換留学の学内選考は、「書類審査」「面接審査」で構成されています。
【外国語能力】【人物評価】【学習計画】【学業成績】についてそれぞれ評価します。

選考のポイントは以下のとおりです。

  • 留学目的をしっかりと持っているか
  • 留学の成果が十分に期待できるか
  • 九大が派遣する交換派遣留学生として相応しい人物か
  • 留学に相応しい語学力があるか(英語による留学の場合、TOEFL等のスコアも加味される)

留意事項
  • 面接は応募者が留学を希望する言語で実施し、質疑応答も行います。
  • 応募後の留学希望先大学、留学時期及び期間の変更は原則として認められないため、よく考えて申請書を作成してください。
  • 最終的な受入決定は受入先大学が行います。
  • 留学先の治安や衛生状況等に問題がある場合は、派遣の延期・中止、または派遣後に帰国となることもあります。

派遣が決まったら

留学先大学から受入書(acceptance letter)が来たら派遣決定です。早速、留学に向けて必要な手続きを進めましょう。派遣が決定した方は、次のMoodle「大学間交換留学派遣学生 渡航前・渡航中・帰国後 学内手続き等確認ページ」へコース登録をし、必要な手続きを確認し、遺漏なく行ってください。

  1. e-Learning System (Moodle) にアクセスし、ログインする。
    https://moodle.s.kyushu-u.ac.jp/course/view.php?id=30146
  2. 「私を登録する」ボタンをクリック

交換留学先大学〜協定校〜

奨学金・渡航費支援

交換留学に必要な費用として、

  • 住居費/生活費
  • 渡航費
  • 海外留学保険料
  • ビザ申請費用(国によって異なる)

などがあります。留学に際して、これらの金銭的な負担を軽くする方法として、多くの奨学金制度や渡航費支援制度があります。給付型の奨学金がほとんどですが、募集締め切りが留学開始の1年前に来るものもあります。事前にチェックし、計画的に申請しましょう。

学内支援金「海外留学支援事業」(学内限定)
財団等奨学金
外国政府等奨学金

交換留学生の報告書

過去の派遣留学生からの報告書です。留学先の情報収集として活用してください。

交換留学生の報告書(学内限定)
就職活動報告書(学内限定)

九大広報~世界のキャンパス~

九大広報31号から「世界のキャンパス」として、すでに帰国した派遣留学生のキャンパスレポートがシリーズ化されました。

九大広報バックナンバー

危機管理と海外留学保険

次の3種のカテゴリーで留学する方は、以下1~8の事項を確認し、期限までに危機管理の諸手続をすべて完了することを義務づけられます。(手続き完了が留学の条件となります。)

  • 大学間交換留学
  • 大学間交換留学の交換枠を使用する協定校主催短期プログラム(サマー、ウィンター、スプリング等コース)※該当者には留学課から連絡があります
  • トビタテ留学JAPAN日本代表プログラム

留学出発前

1. 危機管理サービスOSSMA Plusと海外旅行保険(上乗せ海旅)加入

危機管理サービスOSSMA Plusサービスと同サービス会員専用の海外旅行保険に加入します。※両方必須

このサービスは九州大学が日本エマージェンシーアシスタンス株式会社(以下EAJ)と契約し、派遣学生の危機管理対策のために導入したものです。24時間、365日、渡航者への危機管理サービスを提供し、ケガ・病気の際の治療費用等の補償も提供します。さらに、渡航情報を管理・把握することにより、有事の際には安全を図り、迅速に安全確保を行います。
九州大学は次の制度で留学する学生にこの両方への同時加入を義務づけています。

  • 大学間交換留学
  • 大学間交換枠を使用する協定校主催サマー、ウィンター、スプリング等の各短期プログラム(該当する短期プログラムの場合、留学課から連絡があります)
  • トビタテ留学JAPAN

※加入登録期限:留学出発の1ヶ月前。登録手続きには2週間程度の時間がかかるので、余裕をもって着手してください。
※対象者はこのページを最後まで確認ののち、ここに戻って加入手続きしてください。

2. 危機管理セミナー受講
3. 海外渡航届 提出
4. たびレジ登録(外務省海外旅行登録)
5. 危機管理情報収集
6. 安全保障輸出管理について確認
7. 留学先での在留届 提出(留学出発後)
8. その他

様式ダウンロード

交換留学に関する書類はこちらよりダウンロードしてください。

交換留学に関する書類(学内限定)

3. 部局間交換留学

部局間交換留学は、当該学部・学府に所属する学生のみが対象です。
所属学部・学府によって留学可能な大学が異なりますので、「大学間・部局間 学生交流協定校一覧」で確認してください。

大学間・部局間 学生交流協定校一覧

部局間交換留学を希望する場合は、所属学部・学府の学生担当係が窓口になりますので、それぞれの学生担当係に問い合わせてください。

部局間交換留学情報ページ