研究資金情報
国際共同研究、国際交流促進に関する外部資金情報について掲載しています。
なお、申請書の締切は大学での取りまとめがあるため、各自部局からの通知を必ずご確認ください。
(参考)JSPS国際交流事業一覧
1)組織
大学の世界展開力強化事業
グローバル人材育成と大学教育のグローバル展開力の強化を目指し、それぞれの年度に指定された事業対象国・地域の大学との間で日本人学生の海外留学や外国人学生の戦略的受入を行う、質の保障を伴った教育連携プログラム。文部科学省において平成23(2011)年度から開始されています。令和3年度に九州大学が実施する2件のプロジェクトが本事業に採択され実施しています。
【本学事業】
●総合理工学府(相手大学:上海交通大学(中国),釜山大学校(韓国),マレーシア工科大学(マレーシア))
●人間環境学府(相手大学:同済大学(中国)、釜山大学校(韓国)、シンガポール国立大学(シンガポール))
機関名 | 公募開始 | 公募機関申請締切 | 審査結果通知 |
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MEXT | 3月頃 | 4月頃 | 8月頃 |
2)共同研究・セミナー・研究者交流支援型
二国間交流事業(共同研究・セミナー)
二国間による研究チームの持続的ネットワーク形成(人的交流の促進)を目指したプログラム。相手国の研究者と協力して行う共同研究・セミナーの実施に要する経費が支援されます。
JSPSと相手国カウンタパート機関の合意に基づき実施するタイプAと、日本と国交のある全ての国を対象としたタイプB(オープンパートナーシップ型)の2つがあります。
機関名 | 公募開始 | 公募機関申請締切 | 審査結果通知 |
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JSPS | 6月頃 | 9月頃 | 12月頃から順次(相手国により異なる) |
研究拠点形成事業
多国間交流。3カ国以上で①共同研究②セミナー③研究者交流について計画、実施。先進国とマッチングファンドを基本に実施するA型と、アジアアフリカで拠点を形成するB型とに分かれる。A型は1800万×5年(最大)、B型は800万×3年(最大)
機関名 | 公募開始 | 公募機関申請締切 | 審査結果通知 |
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JSPS | 6月頃 | 10月頃 | 翌年1月頃 |
国際共同研究事業
学術研究活動のグローバルな展開に対応するために、海外の学術振興機関との連携のもと我が国の大学等の優れた研究者が海外の研究者と協力して行う共同研究を推進するとともに、若手研究者の研鑽機会の充実を通じた育成を目的とする事業です。
機関名 | 公募開始 | 公募機関申請締切 | 審査結果通知 |
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JSPS | 不定期 | ー | ー |
日中韓フォーサイト事業
日本と中国・韓国の研究機関が連携して、世界トップレベルの学術研究、地域共通の課題解決に資する研究及び若手研究者の育成を行うことにより、3カ国を中核としてアジアに世界的水準の研究拠点を構築することを目的としている事業です。
機関名 | 公募開始 | 公募機関申請締切 | 審査結果通知 |
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JSPS | 12月上旬 | 2月中旬 | 翌年7月頃 |
国際青少年サイエンス交流事業(さくらサイエンスプログラム)
独立行政法人科学技術振興機構(JST)が、産学官の緊密な連携により、海外の国・地域の優秀な青少年に日本の先端的な科学技術に触れる機会を提供する事業です。この科学技術交流を通じて、①科学技術イノベーションに貢献しうる優秀な人材の養成・確保、継続的交流、②日本の教育研究機関のグローバル化、③日本と海外の国・地域との友好関係の強化に貢献し、ひいては、日本及び世界の科学技術・イノベーションの発展に寄与することを目的としています。
機関名 | 公募開始 | 公募機関申請締切 | 審査結果通知 |
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JST | 1月頃 | ①2月頃 ②5月頃 ③9月頃 |
①4月頃 ②7月頃 ③11月頃 |
草の根技術協力事業 パートナー型
国際協力の意思のある日本のNGO/CSO、その他民間の団体、地方公共団体または大学が、開発途上国の住民を対象として、その地域の経済及び社会の開発または復興に協力することを目的として自己の利益に関わりなく行う国際協力活動です。
機関名 | 公募開始 | 公募機関申請締切 | 審査結果通知 |
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JICA | 6月下旬頃 | 11月頃 | 未定 |
※審査結果は各部局に通知します。
草の根技術協力事業 パートナー型
地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)
独立行政法人科学技術振興機構(JST)と独立行政法人国際協力機構(JICA)が連携して地球規模課題を対象とする開発途上国との国際共同研究を推進することにより、地球規模課題の解決及び科学技術水準の向上につながる新たな知見や技術を相手国研究機関と共同で獲得することを目的とした事業です。
機関名 | 公募開始 | 公募機関申請締切 | 審査結果通知 |
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JICA/JST/AMED | 9月頃 | 11月頃 | 翌年3月頃 |
3)若手研究者の海外派遣
海外特別研究員
将来を担う国際的視野に富む有能な研究者を養成・確保することを目的に、優れた若手研究者を海外に派遣し特定の大学等研究機関において長期間研究に専念できるよう支援する制度。
2年間の海外派遣が可能となり、JSPSから往復航空賃(帯同家族を含む)、現地滞在費・研究活動費として年額約450~750万円(派遣国・地域によって異なる)が支給されます。申請時点において博士の学位を取得後5年未満の者等の要件があります。
機関名 | 公募開始 | 公募機関申請締切 | 審査結果通知 |
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JSPS | 2月頃 | 5月頃 | 10月上旬 |
若手研究者海外挑戦プログラム
海外研究者と共同して研究に従事する機会を通じて、将来国際的な活躍が期待できる優秀な博士後期課程学生等を育成するプログラム。3か月~1年の間、研究に従事できるよう、往復航空賃、滞在費(概ね100~140万円。派遣国によって異なる)、研究活動費(ベンチフィー:。上限20万円)が支給されます。
過去に連続して3か月以上の期間、研究のために海外に滞在した経験がない方、採用年度の4月1日現在、博士後期課程に在籍していること等が要件となります。
機関名 | 公募開始 | 公募機関申請締切 | 審査結果通知 |
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JSPS | 8月頃 | ①9月頃 ②翌年4月頃 |
①12月頃 ②翌年7月頃 |
特定国派遣研究者(二国間交流事業)
令和7年度募集:フィンランド、エストニア
相手国の研究者を訪問して研究・意見交換等を行うための経費をJSPSが支援する事業。派遣先での身分(主にポスドク)、採用予定人数、派遣期間等の詳細は、公募要領にてご確認ください。
機関名 | 公募開始 | 公募機関申請締切 | 審査結果通知 |
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JSPS | 6月頃 | 9月頃 | 翌年1月頃 |
4)外国人研究者の招へい事業
外国人特別研究員(一般)
海外の若手研究者に対し日本の受入研究機関のもとでの共同研究の機会を提供するプログラム。博士取得6年未満の方が対象で、受入期間は12~24カ月。渡航費、海外旅行保険、滞在費、渡日一時金が支給され、科研費(特別研究員奨励費)は受入研究者が応募することができます。
九州大学を介して申請する国内推薦と、JSPS海外研究連絡センター(および該当国・地域のカウンタパートとなるファンディングエージェンシー)へ外国人研究者が自ら申請する海外推薦の2種類があります。
機関名 | 公募開始 | 公募機関申請締切 | 審査結果通知 |
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JSPS | 4月頃 | ①8月下旬 ②翌年4月下旬 |
①12月下旬 ②翌年8月上旬 |
外国人特別研究員(欧米短期)
「外国人特別研究員」制度のうち、欧米諸国(米国、英国、フランス、ドイツ、スウェーデン、スイス)の若手研究者に特化した枠。一般枠と海外推薦の2つの申請プロセスがあります。
機関名 | 公募開始 | 公募機関申請締切 | 審査結果通知 |
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JSPS | 4月頃 | ①9月下旬 ②翌年1月上旬 ③翌年6月上旬 |
①翌年1月上旬 ②翌年5月中旬 ③翌年9月下旬 |
外外国人特別研究員(サマープログラム)
欧米(英国、フランス、ドイツ、カナダ、スウェーデン、米国)の若手研究者に対し日本語・日本文化のオリエンテーションと、日本の受入研究機関のもとで共同研究を提供するプログラム。渡航費、海外旅行保険、滞在費、調査研究費が支給されます。募集期間は各国の推薦機関によって異なり(概ね毎年1月下旬)、申請者(外国人研究者)自身が、各国推薦機関を通じて申請します。
外国人招へい研究者(長期/短期)
中堅から教授級の外国人研究者を日本へ招へいし共同研究を行う機会を提供するプログラム。長期(2~10カ月)、短期(14~60日)の2種があり、渡航費、海外旅行保険、滞在費、調査研究費が支給されます。本学を通じてJSPSに申請します。
機関名 | 公募開始 | 公募機関申請締切 | 審査結果通知 |
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JSPS | 4月頃 | ①8月下旬(長期・短期) ②翌年4月下旬(短期) |
①12月下旬 ②翌年8月上旬 |
5)若手研究者研鑚機会提供型
先端科学(FoS)シンポジウム
先端科学(Frontiers of Science: FoS)シンポジウムは、日本及び諸外国の新進気鋭の若手研究者を対象に、最先端の科学トピックについて分野横断的な議論を行う合宿形式の国際シンポジウム。各分野における最先端の研究概要について紹介し、分野を越えて議論を実施します。
機関名 | 公募開始 | 公募機関申請締切 | 審査結果通知 |
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JSPS | ①3月 ②10月 |
①6月上旬 ②12月上旬 |
①11月頃 ②翌年3月頃 |
リンダウ・ノーベル賞受賞者会議派遣事業
日本の学術の将来を担う国際的視野、経験に富む優秀な研究者を育成するため、若手研究者がリンダウ・ノーベル賞受賞者会議評議会及びリンダウ・ノーベル賞受賞者会議基金が主催する「リンダウ・ノーベル賞受賞者会議」に参加することを支援するものです。
機関名 | 公募開始 | 公募機関申請締切 | 審査結果通知 |
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JSPS | 6月 | 8月上旬 | 10月頃 |
HOPEミーティング
HOPEミーティングは、アジア・太平洋・アフリカ地域等から選抜された優秀な大学院生等を対象として、ノーベル賞受賞者などの世界の知のフロンティアを開拓した人々との対話、同世代の研究者との交流、さらには人文社会分野の講演や芸術プログラムを通じて、科学者としてより広い教養の涵養と人間性の陶冶を図り、彼らが将来のアジア・太平洋・アフリカ地域等の科学研究を担う研究者として飛躍する機会を提供するものです。
機関名 | 公募開始 | 公募機関申請締切 | 審査結果通知 |
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JSPS | 6月 | 9月上旬 | 12月 |
6)助成金
各種事業については、研究支援Web(学内限定)に随時掲載していますのでご確認ください。
研究支援Web(学内限定)
問い合わせ先
国際企画課国際交流係
内線:(90)2218
E-mail:intlkkoryu@jimu.kyushu-u.ac.jp